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リビング

失敗したくない!居心地の良いリビングレイアウトとは?

お引越しや、家を建てる時に最も力を入れたいポイントは、リビングのレイアウトではないでしょうか。

ほっと一息をつける場所。家族が集う団らんの空間。友人を呼んでおしゃべりを楽しむスペースとして。
くらしの中においてリビング空間で過ごす時間は多いですよね。

せっかくなら居心地の良いインテリアにして、ゆったりとした時間を過ごしたい。でも、「居心地のいい家具や家電の配置は?」といざ聞かれると悩んでしまうところ。
サイズも形もたくさんの種類がある家具・家電の配置を決めるのはまるでパズルのよう…。

今回は、リビングのレイアウトを考えるうえで知っておきたいことや、家具・家電の配置のポイントをご紹介します!

目次
  1. 01|失敗したくない!リビングレイアウトをする前に知っておきたい3つのこと
    1. 1.リビングはどんな形?
      1. ∟長方形のリビング
      2. ∟L型のリビング
    2. 2.生活動線をイメージしましょう
    3. 3.行動別の必要なスペースとは?
      1. ∟人が通るときに必要なスペース
      2. ∟ソファでくつろぐときに必要なスペース
  2. 02|リビングレイアウトを始めましょう!
    1. リビングの採寸をしましょう
    2. 広さごとにご紹介!空間を上手に使うアイデア
      1. ∟コンパクトなリビング(6~8畳)は、テーブルで工夫してみる。
      2. ∟普通のリビング(10~12畳)は、空間の広さにメリハリを。
      3. ∟ひろびろリビング(15~20畳)は、自分の暮らしかたを想像してみて。
    3. 置きたい家具・家電の採寸をしましょう
      1. ∟家具の搬入経路の確保にも注意!
    4. コンセントの位置を確認しましょう
    5. ソファの形や配置を確認しましょう
      1. ∟L型レイアウト
      2. ∟対面型レイアウト
      3. ∟コの字型レイアウト
    6. ソファとテレビの最適な距離感とは
  3. 03|リビングの家具選びのポイント
    1. 広く見せるポイントは、家具の背の高さ
    2. 樹種を合わせて統一感のある空間へ
    3. 家具屋さんで座ってみる、触れてみる
  4. 04|まとめ

失敗したくない!リビングレイアウトをする前に知っておきたい3つのこと

リビングのレイアウトをするにあたって、「何からはじめたらいいかわからない!」とお困りの方もいらっしゃると思います。
レイアウトをスムーズに検討するうえで、事前に知っておくべきことは何でしょうか。

1.リビングはどんな形?

図面のイメージ

自分の住む家のリビングはどんな形をしていますか?
形状によって家具の配置のポイントや生活動線が異なっています。それぞれのリビング形状の特徴を見てみましょう。

・長方形のリビング

長方形のリビングレイアウト例
長方形のリビングは、一般的な住宅やマンションに最も多い間取りです。
 
その中で「縦型」と呼ばれる間取りは、キッチンからダイニング、リビングまでが一直線上に並んだ間取りです。
それぞれが独立した空間としてとらえやすく、レイアウトに悩むことなく直感的なコーディネートができます。
 
また「横型」と呼ばれる間取りは、一般的にキッチンとダイニングがひとつのエリアにまとまっており、その隣にリビングが並ぶようになっています。
食の空間であるキッチン・ダイニングと、くつろぎのリビングのゾーニングが分かれているため、メリハリのある生活ができるメリットがあります。
 

・L型のリビング

L型のリビングレイアウト例
L型のリビングは、奥にキッチン、角にダイニングを配置した間取りです。
 
キッチンが奥まっており、リビングやダイニングからキッチンが見えづらくなっています。そのため、お客様をリビングに招く際も、生活感あふれるキッチンを通らなくて済むので、整理が行き届かない忙しい方には嬉しいレイアウトです。
リビングに子どもが立っている
ただし、キッチンからリビングの様子をうかがいにくいというデメリットがあります。
キッチンで作業しながら家族とコミュニケーションをとりたい方や、リビングで遊んでいる小さなお子様を見守りたい方は注意が必要です。


2.生活動線をイメージしましょう

部屋の中を女性が歩く後ろ姿

リビングでソファに座る。ソファから立ち上がってキッチンに移動する。
それらの道すじが動線です。
想像だけでレイアウトを考えてしまうと、いざ家具を置いたときに動きにくいなどのギャップが生まれてしまいます。
実際に自分が歩いてみて、生活をイメージすると良いでしょう。

 

3.行動別の必要なスペースとは?

部屋を歩く人

私たちは家の中でさまざまな行動をとって生活をしています。
「歩く」「座る」「立つ」「すれ違う」…それぞれの行動には、必要なスペースがあります。

家具の配置が窮屈だと、動きづらくなってしまったり、家具や家電に衝突してしまうおそれもあります。
必要なスペースを確保したうえで家具の配置をしましょう。

・人が通るときに必要なスペース

裸足で歩く人
家具と家具の間や、通路を歩く時の寸法について考えましょう。
横向きで通る(カニ歩きをする)ときは45cm、正面を向いて通るときは60cmのスペースが必要です。さらに、2人がすれ違う場合は90〜120cmの幅が必要だといわれています。
家族が行き交うリビングやダイニングでは、上記の寸法を頭に入れてレイアウトをするようにしましょう。
 

・ソファでくつろぐときに必要なスペース

ソファでくつろぐ人とサイドテーブル
ソファの前にリビングテーブルを置き、ほっとするお茶やお菓子を楽しむこともあると思います。
ソファからリビングテーブルまでの距離は45~50cmは必要となります。
座面が低いタイプのソファであれば脚を伸ばして座ることも多いため、50cm以上は欲しいところです。

リビングレイアウトを始めましょう!

事前に知っておくべきことが理解できたら、実際にリビングレイアウトの開始です!
お部屋の採寸から家具・家電の配置までを解説していきます。

リビングの採寸をしましょう

メジャーで床を測る

自分がこれから住むリビングはどれくらいの広さなのかを確認しましょう。
広さがわからないままレイアウトを始めてしまうと、自分の置きたい家具をいざ配置したときに、
「置き場所がない!」と困ってしまいます。
「せっかく高級な家具を購入したのに…」と後悔から始まる新生活を迎えたくはないですよね。

あらかじめ自分が住む家のリビングをしっかりと採寸をし、広さがわかると、だいたいどのくらいの大きさの家具を置けばいいのかが見えてくるはずです。


広さごとにご紹介!空間を上手に使うアイデア

リビングは、家の大きさに合わせて広さも異なっています。
コンパクトなリビングから広々としたリビングまで。
皆様のリビングの広さはどのくらいでしたでしょうか?
広さごとに空間を上手に使うポイントが異なりますので、ご紹介します。

・コンパクトなリビング(6〜8畳)は、テーブルで工夫してみる。

丸テーブルを4つの椅子で囲んだ部屋

コンパクトなリビングだけど、ソファもダイニングセットも諦めたくない。
そんな時は、ダイニングテーブルを円形にしてみるのもひとつのアイデアです。
四角形のテーブルよりも回遊性が高く、動線が確保しやすいのがポイントです。

リビングテーブルがないリビングダイニング

また、リビングテーブルを置かずに、敢えてソファのみを置いてもいいでしょう。
床の見える面積が広くなるので、コンパクトなリビングでも視覚的に広く感じることができます。

 

・普通サイズのリビング(10〜12畳)は、空間の広さにメリハリを。

リビングダイニング

キッチンとダイニングはコンパクトにまとめ、リビングを広くとってみましょう。
食の空間とくつろぎの空間のメリハリがつきやすいレイアウトになります。

リビングダイニング兼用テーブルとソファのセット

または、ゆとりのある空間にしたい場合は「リビングダイニング兼用家具」の検討をしてみてはいかがでしょうか。

テーブルとソファのセットを一組置くだけでリビングとしてもダイニングとしても使用ができるため、部屋に置く家具が少なく済み、通路を広くとることが可能です。

兼用家具は通常のダイニングセットよりもテーブルや椅子の背が低いので、視覚的にも空間が広くみえます。
テレビとの距離をとりやすくもなるため、大きめのテレビを設置してみても良いでしょう。

 

・ひろびろリビング(15〜20畳)は、自分の暮らし方を想像してみて。

広々としたリビング

広々としたリビングでは、家具を置いても床が目立ち寂しい印象になりがちです。
家具を配置できる面積が大きいと自由度が高く、なおさらレイアウトに悩んでしまうのではないでしょうか。

リビングでどのように過ごしたいか?家族は何人いるのか?などを主軸に、家具を選んでみましょう。

ヨガマット広げる

趣味としてヨガやストレッチを楽しみたい方は、床にトレーニングマットを敷けるようなスペースを。
在宅ワーカーさんはデスクを置いて自宅で仕事ができるスペースを。
ごろんと寝転がることのできる大きなソファを置いたり、子どもの遊びスペースとして床座を中心とした自由にくつろげるスペースを確保するのも良いですね。

大きな観葉植物と背の低いソファとテーブル

それでもなんとなくインテリアが寂しく感じる時は、空間に高低差をつけてみるといいでしょう。
シンボルツリーとして観葉植物を置いてみたり、背の高いスタンドライトを置いてみたり。
立体感を感じるインテリアにしてみましょう。



置きたい家具・家電の採寸をしましょう

家具をメジャーで測る

自分が置く予定の家具や家電の大きさは把握していますか?
新調する場合も、すでに所有している場合も、サイズの確認が必要です。

幅(W)×高さ(H)×奥行(D)の三辺を測るのですが、ソファやチェアは背もたれが斜めになっていることが多いです。
形状が複雑な場合や斜めになっている部分は「最大部分」を測りましょう。

・家具の搬入経路の確保にも注意!

家具を運んでいる
また、同時に搬入経路の確認をしましょう。
たとえ部屋に家具を置くための十分なスペースがあっても、家の中に運び込むことができなければその家具は置くことができません。
大型家具は掃出し窓などの大きな窓からの搬入手段があります。
家具の購入店や引越し業者に搬入が可能か確認をしましょう。


コンセントの位置を確認しましょう

埋込コンセントに電源コードをさす

コンセントの位置が決まっていると、おのずと家電の置き場所が決まっていきます。
コンセントからあまりにも離れた位置に家電を置いてしまうと、床に垂れた電源コードに足を引っかけて転倒してしまう恐れもあります。
コンセントの位置は確認をし、なるべく近い位置に家電を置くようにしましょう。


ソファの形や配置を確認しましょう

ソファ

リビングのくつろぎの要となるのがソファ。
コンパクトなものから、ごろんと寝転がることができる広々としたソファまで、さまざまな形状のものがあります。
また、リビングテーブルとの組み合わせによって配置も変わってきます。

 

・L型レイアウト

ソファL型レイアウト図

ふたつのソファをL字型に置くのがL型レイアウトです。
ソファのコーナー部分を、リビングのコーナーに合わせることで、デッドスペースなく有効にレイアウトすることができます。
来客時は対面ではなく斜めに向き合うため、リラックスして会話をすることができます。

 

 

・対面型レイアウト

ソファ対面型レイアウト図

テーブルを挟み向かい合う形で、オフィスなどに多いレイアウトです。
昨今はテレビを中心としたリビングレイアウトが主流のため、あまり見られなくなった配置です。
来客が多い家ではこの配置もいいですが、リラックスさを求めるには別のレイアウトをおすすめいたします。

 

 

・コの字型レイアウト

ソファコの型レイアウト図

中央に置いたテーブルを囲むように配置したレイアウトです。
座る場所が多く、一人当たりのスペースも広いため、大人数の家族や最大限のリラックス感を求めるのならこちらがおすすめ。
来客時にはL字に使用してリラックスしたり、対面でじっくりとお話をするなど、シーンによって座る場所を選ぶことができます。


ソファとテレビの最適な距離感とは

リモコン

ソファでくつろぎながらテレビでバラエティを見て楽しんだり、ドラマや映画を見て、自分の好きな時間を過ごす。
そんなリビングのくつろぎ空間を左右する「ソファとテレビの距離」ですが、法則があるのです。

ソファとテレビの距離

一般的に液晶テレビの画面高さの3倍の長さを離せばいいとされています。
※4Kテレビは、画面高さの1.5倍の視聴距離です。
例えば、40型の液晶テレビは高さが約50㎝ですので、視聴距離は1.5mは離れましょう。

 

リビングの家具選びのポイント

リビングのレイアウト方法はだいたい分かったけど、家具選びが難しい…と悩んでしまいますよね。
実はポイントを抑えるだけで、リビング空間は簡単に整います。
インテリアに合わせたテイストから自分好みの家具を選びましょう! 

広く見せるポイントは、家具の背の高さ

ソファがある部屋

狭いリビングを何とか広く見せたい…という方は、背の低い家具を選んでみましょう。
家具の高さを抑えるだけで視覚的に空間が広がる効果があります。

 

樹種を合わせて統一感のある空間へ

樹種

できればダイニングセット・リビングセットは同じシリーズで揃えたいところ。
でも予算的に難しかったり、既に持っている家具と組み合わせて新調することもあると思います。
そんな時は、家具に使用されている脚や天板の樹種を揃えてみましょう。

 

家具屋さんで座ってみる、触れてみる

家具を選ぶ

家を新築するときや引越しをするときは慌ただしくて、家具を検討するのは後回し…なんてことも。
便利なこの時代、「ネットで探せばいいや!」とネット通販で購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ダイニングチェアやソファは自分の体をあずけるもの。
座り心地や相性って大事ですよね。
家具を選ぶときは、可能な限り様々な家具屋さんへ足を運び、家具を体感してみてください。きっと体にしっくりくるものと出会えるはずです。

 

まとめ

リビングでくつろぐ

いかがでしたでしょうか。
今回はリビングレイアウトの基礎から家具選びのポイントまでをご紹介しました。

これからは新生活のお引越しシーズンです。
せっかくの新居、居心地の良いリビングにしたいですよね。
頭の中だけで考えていては、パズルはなかなか進まないもの。

リビングのレイアウトに迷ったときは、行動に必要なスペースや動線を確認してみましょう。
実際に歩いてみたり、必要な寸法を測ってみたり。
家具の購入の前にレイアウトを考えておくことで、「せっかく高級な家具を買ったのに置けない…」といった失敗も防ぐことができます。

ぜひこのコラムを参考にして、自分に合った居心地のいい空間を手に入れてくださいね。

 

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