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Interior File #2「飛騨産業」TOP画像

Interior File #2 『飛騨産業』

2020年に創業100周年を迎えた、歴史ある「飛騨産業」。
天然木を使用した、木の温もりを感じることのできる家具が特徴です。
今回は、そんな「飛騨産業」についてご紹介します。


1300年以上の歴史、飛騨高山の家具作り

飛騨産業の工場

飛騨産業の工場がある飛騨地方は東に飛騨山脈、西に両白山地と山に囲まれていて、面積の約95%が森林です。
この豊かな自然を活用し、縄文時代から木工加工や建築技術を育んできました。
その技術は都の宮殿や東大寺・法隆寺などの歴史的建造物を造り、延べ4~5万人もの人が従事したそう。
このような背景は時代を超えて受け継がれ、飛騨高原の家具作りの原点となっています。
大正時代に和風から洋風のライフスタイルに変わると、ほかの地域に先駆け洋風の家具作りが始まります。
これが現在の「飛騨の家具」に繋がっているのです。

 

 

飛騨産業の4つの価値観

飛騨産業は創業100周年を契機に、「企業としての事業方針」「製品・サービスの展開カテゴリー・開発方針」「社員1 人1 人の行動指針」など、様々なレイヤーにおける普遍的な考え方を全て包括するものとして、
「人を想う」「時を継ぐ」「技を磨く」「森と歩む」の4つの価値観に整理し言語化しています。

 

人を想う

家具は単なる道具ではありません。人の暮らしと共にあり、家族や大切な人たちの想いがこもるものです。

元々、飛騨の山々にある使われていなかったブナの木を有効活用して作ることを目的に創業した飛騨産業。
地域に産業を興し、人の営みを豊かにするという強い想いがあり、それが現在の家具づくりにもつながっています。
家具そのものだけではなく、その土地や人々の暮らしも豊かにするという、飛騨産業の「人の暮らし全体」に対する想いが伝わってきますね。

 

時を継ぐ

『飛騨の匠とは、一人の傑出した職人を指すのではなく、木取りをする者、鉋(かんな)で削る者、仕口を刻む者、あるいは飯を炊く者まで、それぞれの役割を専門で担う職人の総称であり、力を合わせて活動していました。』

1000年以上昔に施行された条例に、斐陀(飛騨)国の税を免除する代わりに、匠丁(木工技術者)を都へ派遣するように書かれています。飛騨の匠はこの要請により、都造りに貢献していたのです。
税を免除してまでも都造りに動員された匠。飛騨の匠とは、一人の傑出した職人を指すのではなく、木取りをする者、鉋(かんな)で削る者、仕口を刻む者、あるいは飯を炊く者まで、それぞれの役割を専門で担う職人の総称であり、力を合わせて活動していました。
飛騨の匠の心と技術を受け継ぐ飛騨産業は、継承されてきた精神や高い技術を大切にしながら、ものづくりをしています。

 

技を磨く

『製材・木取りに始まり、部品加工から細かい研磨や組立て、塗装仕上げに至るまで、どれだけ機械化が進んでも人の五感を尊重する手仕事がものづくりの基本です。』

飛騨産業は創業時から曲木技術の改善改良に留まらず、技術の革新を積み重ねながら日本の木工産業を100年牽引してきました。
その根底にあるのは、飛騨の匠の心と技術を大切にしたいという心意気です。
天然の木材は、多様性に富む森の恵み。そのため、製材・木取りに始まり、部品加工から細かい研磨や組立て、塗装仕上げに至るまで、どれだけ機械化が進んでも人の五感を尊重する手仕事がものづくりの基本です。飛騨の匠の心と技術を受け継ぎ、その思想と誇りを胸に、日々技を磨いています。

▶︎飛騨の匠についてさらに知りたい方はこちら
​​https://hidasangyo.com/company/special/takumi/

 

森と歩む

『飛騨産業は、国産材や節のある材を使うことで、森と歩み、未来の「美しい森づくり」へとつなげていきます。』

戦後、生育が早いという理由でたくさん植えられた杉は、安価な輸入材の普及や建築工法の変化に伴い林業が衰退し、国産材にも関わらずほとんど活用されずに放置されています。
飛騨産業はそんな邪魔もの扱いされている杉に新しい価値を見出し、製品化を進めてきました。
家具や建築に杉のような国産材が用いられるようになれば、林業は再び活性化し、森に手入れが行き届くようになります。
木の家具を扱うからこそ、森林資源をただの材料として捉えず有効活用し、自然とつきあっていく。
「節=安物」という概念をも覆した飛騨産業は、国産材や節のある材を使うことで、
森と歩み、未来の「美しい森づくり」へとつなげていきます。

▶︎引用元はこちら
https://hidasangyo.com/company/philosophy/#philosophy_line

▶︎「4つの価値観」についてさらに知りたい方はこちら
https://hidasangyo.com/company/special/story/

 

 

天然木の良さ

「4つの価値観」でも記述したように、飛騨産業では「節」など木材の様々な表情を活かした家具づくりを行なっています。
見た目の美しさだけに縛られない、天然木で作られる家具ならではの「良さ」とはどういったものがあるのでしょうか?

 

使い込むと色が変わり味わい深くなっていく「経年変化」

無垢の木は、時間が経つほどに味わい深い表情となる素材。
使い込むうちにゆっくりと色が変化していきます。
長く使うことで、新しい表情を見ることができるのも天然木の魅力のひとつですね。

経年劣化前と後の椅子

 

木目の有機的な美しさ

木目の中でも装飾性が高く美しいものを杢(もく)と呼んでいます。
代表的なものがホワイトオーク材に現れる虎斑(とらふ)。
虎斑は悪い材と勘違いされることもありますが、杢目は天然の木材であると同時に、良質な木材である証なのです。

とらふアップ
とらふが分かる椅子の背面

 

天然木でしか味わえない「節」

従来は節の入った材料は家具用材としては使用されていませんでしたが、飛騨産業では節を個性と捉え有効活用しています。
節はその木本来の姿の名残のようで「この椅子に使われている木は、本当に1本の木だったのだなあ」と思いを馳せたり、「一点物」「私の椅子」という特別感や愛着も感じられますね。

節画像アップ
節の入った椅子

 

原木から家具になるのはわずか30%。
「貴重な森林資源である木材を使用して家具を作り出しているからこそ、材料を無駄にするわけにはいかない」
という飛騨産業のポリシーは、SDGsという言葉が広く知れ渡るずっと以前から「地球環境を保護する」という事を常に意識してきた証ですね。

▶さらに詳しく知りたい方はこちら
https://hidasangyo.com/support/tennen/

 

 

飛騨産業おすすめ商品

 

SEOTO-EX セミアームチェア(張り座)

SEOTO-EX セミアームチェア(張り座)画像1
SEOTO-EX セミアームチェア(張り座)画像2

産学官共同研究から生まれたチェア。
お医者さんとの共同開発によって、長時間座っていても疲れにくいように設計されています。
そのうえ、デザインもシンプルで馴染みやすい。
セミアームは出入りがしやすく、使い勝手が良いのもおすすめポイントです。

▶︎飛騨産業 / SEOTO-EX セミアームチェア(張り座)

 

VIOLA ソファ 2.5P

VIOLA ソファ 2.5P画像1
VIOLA ソファ 2.5P画像2

最近はローバックのソファが多いですが、やはりゆったり座るにはハイバック。
肘置きや脚などが細くデザインもスッキリとしているので、ハイバックでも重たくなりすぎません。
腰をサポートできるクッションも付いています。

▶︎飛騨産業 / VIOLA ソファ 2.5P

 

NEWMCKINLEY ロッキングチェア

NEWMCKINLEY ロッキングチェア画像1
NEWMCKINLEY ロッキングチェア画像2

誰もが一度は憧れるであろうロッキングチェア。
一般的なロッキングチェアよりサイズがコンパクトなため、圧迫感を感じさせません。
飛騨産業の板座は座面にくぼみを作っていて、長時間座っていてもお尻が痛くなりづらい設計になっています。このチェアなら、毎日の読書タイムがより楽しみになりそうです。

▶︎飛騨産業 / NEWMCKINLEY ロッキングチェア

 

 

木の温もりをご自宅で感じてみては?

優しい木の温もりを感じることのできる飛騨産業の家具。
化粧合板ではなく天然木を使っているからこそ、味わい深くあたたかみのある家具になります。
アフターメンテナンスもしっかりと対応しているため、長く愛でることができます。
木の経年変化も楽しみながら、一緒に歳を取っていく相棒のような存在として、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

■紹介商品ページ■
飛騨産業 ブランドページ
飛騨産業 / SEOTO-EX セミアームチェア(張り座)
飛騨産業 / VIOLA ソファ 2.5P
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