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床の色に合うカーテンの選び方は?コーディネートのコツを解説!

床の色に合うカーテンの選び方は?コーディネートのコツを解説!

カーテンの色を選ぶときに、床の色を意識したことはありますか?

カーテンはお部屋の窓を覆っており、特に目に付くアイテムと言えるでしょう。

それ以上に大きな面積を占めているのが床で、その色はカラーコーディネートの基本となります。

つまり、床の色を意識してカーテンの色を選ぶことで、全体のバランスを取ることができます。

といっても、どのように床の色との配色を考えたらよいか、難しく感じてしまうこともありますよね。

今回は、インテリアにおける配色バランスの基本や、床の色別のおすすめのカーテンの色をご紹介します。

目次
  1. 01|インテリアにおける配色バランスの基本
    1. ベースカラー:床や壁など
    2. アソートカラー:カーテンやソファなど
    3. アクセントカラー:クッションや小物など
  2. 02|床の色によるカーテン選びのポイント
    1. 同色系でシンプルにまとめる
    2. 色のトーンをそろえる
    3. 反対色でメリハリをつける
  3. 03|床の色別!おすすめのカーテンの色をご紹介
    1. ホワイト系の床【大理石など】
    2. ナチュラルブラウンの床【オーク材など】
    3. ミディアムブラウンの床【チェリー材など】
    4. ダークブラウンの床【ウォールナット材など】
  4. 04|カーテンの色と床の色が合わないときの対処法
    1. クッションフロアで床の色を変えてみる
    2. ラグを敷いてメインカラーを引き立たせる
  5. 05|まとめ

インテリアにおける配色バランスの基本

インテリアコーディネートでは、配色バランスの基本を抑えておくことが大切です。

カラーバランスを考慮しインテリアを揃えることで、心地よく感じられる空間に。

お部屋を構成する主な要素は、以下の3つのカラーです。


ベースカラー:床や壁など

カラーバランス

床・壁・天井など、お部屋の基本となるカラーで、全体の約70%を占めています。

リビングや洋室などの居室では、床は木材のフローリング、天井・壁は白系の壁紙を使用することがほとんどです。

木材のフローリングといっても、アッシュ系の落ち着いたブラウンや、赤みのあるブラウンなど、ニュアンスが異なる場合も。

そのため、カーテンの色を選ぶ際は、床の色味を考慮することが欠かせません。


アソートカラー:カーテンやソファなど

カラーバランス

アソートカラーはメインカラーともいい、ソファや家具・カーテンなど、全体の約25%を占めるインテリアの主役となるカラーです。

お部屋の雰囲気を決める色になりますので、ベースカラーとのバランスを見ながら、色の濃淡や柄などで自分らしさを出しましょう。


アクセントカラー:クッションや小物など

カラーバランス

クッションや小物など、お部屋のポイントとなるカラーで、全体の約5%ほどを占めています。

差し色として空間に変化をつけることで、上手にカラーコーディネートができます。


床の色によるカーテンの色選びのポイント

床の色によってカーテンを選ぶときは、お互いの色の関係性を意識してみると空間にまとまりが出ます。

知っておきたいポイントを3つご紹介します。


同系色でシンプルにまとめる

カーテン

最もシンプルなのは、床や壁と同系色のカーテンを選ぶ方法です。

似ている色同士のことを「同系色」といいます。

特に大きな面積を占めているベースカラーとアソートカラーを同系色にすることで、統一感のある空間を演出することができます。

カラーコーディネートに慣れていない方や、ミニマムなインテリアを好む方におすすめの組み合わせです。

しかし、他の家具もすべて同系色にしてしまうと、のっぺりと退屈な印象になってしまうので、注意しましょう。

ラグやソファに色味を加えて変化を出したり、柄の入ったクッションなどでアクセントカラーをプラスすると、ぐっと洗練された印象になります。


色のトーンをそろえる

カーテン

色の明るさ(明度)や鮮やかさ(彩度)など、色の調子を併せて「トーン」といいます。

ホワイト系の床にアイボリーや淡いピンクのカーテンを合わせたり、ナチュラルブラウンの床に明るいグリーンのカーテンなど、床の色に合わせたトーンで選びましょう。

トーンをそろえることで、色味が異なっていてもまとまりのある空間に。

しかし、色のトーンをそろえる方法は、床色が明るいときにおすすめしています。

カーテン

たとえば、ダークブラウンの床にネイビー等のダークカラーのカーテンを合わせると、かっこいい雰囲気にはなりますが、重たい印象になることも。

その場合には、クッションや小物などのアクセントカラーに明るい色を使用してバランスをとるようにしましょう。


反対色でメリハリをつける

カーテン

色には「色相(色味)」「明度(明るさ)」「彩度(鮮やかさ)」の3種類の性質があります。

そのうちのどれかが対極の性質を持つ色同士のことを「反対色」といいます。

たとえば、色相の反対同士にある赤と緑は反対色です。

また、明るさが対極にある白と黒も反対色といえるでしょう。

このように、反対色でインテリアをコーディネートすることで、空間にメリハリが出ます。


床の色別!おすすめのカーテンの色をご紹介

カーテン

実際に、さまざまな床の色があるなかでどのようなカーテンがおすすめかをご紹介していきます。

みなさまのご自宅の床の色を確認しながらご覧いただければと思います。


ホワイト系の床【大理石など】

床

ホワイト系の床は、お部屋に開放感や清潔な印象を与えます。

カーテン

ホワイトやアイボリー、ライトグレーなどの淡いカーテンがよく合いますが、色味のあるカーテンの場合は、パステルカラーやペールトーンを選ぶようにしましょう。

カーテン

ベースカラーが明るいため、ダークカラーのカーテンを選ぶときは注意が必要です。

カーテンが空間になじめず、浮いた印象になってしまう場合は、テーブルやチェアなどの家具でダークカラーや中間色をとり入れてみましょう。

空間全体がグラデーションになり、まとまった印象になります。


ナチュラルブラウンの床【オーク材など】

床

オーク材などの床は、ナチュラルな雰囲気を醸し出すので、アースカラーが特におすすめです。

カーテン

 

カーテン

【JD6291】

書斎や寝室など、落ち着いたお部屋を作るときは、ブラウンでナチュラルながらもシックな雰囲気に。

リビングダイニングなど、家族団らんの空間では、明るいグリーンやベージュでやわらかい雰囲気に。

テーブルやチェアなどの木部もあわせてナチュラルブラウンにすることで、統一感のあるおしゃれな空間になります。


ミディアムブラウンの床【チェリー材など】

床

ミディアムブラウンの床は、木のぬくもりを感じられる、赤みの入ったブラウンが特徴です。

ナチュラルブラウンとダークブラウンの中間にあたる色なので、比較的コーディネートしやすいのがうれしいポイント。

カントリー調やナチュラル、モダンやシックなど、お好きなインテリアのイメージに合わせて、

カーテンは明るい色でもダークな色でも組み合わせることができます。

カーテン

ホワイトやベージュなどと合わせると雰囲気がやわらかくなり、あたたかみが感じられるナチュラルな空間に。

グレーやブラックなどの落ち着いたカラーで合わせると、モダンでスタイリッシュな印象になります。



ダークブラウンの床【ウォールナット材など】

床

ダークブラウンの床は、落ち着きと重厚感があります。

ヴィンテージやモダンなインテリアを好む方は、ネイビーやグレーなどの落ち着いた色のカーテンを合わせてもいいでしょう。

カーテン

【JD5234-JD5237(廃盤・完売)】

しかし、ダークカラーのみで空間をまとめてしまうと圧迫感が出ることもあるので、注意が必要です。
その場合は、アクセントカラーにホワイトや明るめのグレー、淡いブルーなど、軽い印象になるような小物をとり入れてみましょう。

カーテン

【右写真:JD4223(廃盤・完売)】

ダークカラーの床にあえて淡いピンクなどのパステルカラーをとりいれても、甘くなりすぎず大人エレガントな印象に。

重厚感のある床の色によって、空間がバランスよくまとまります。


カーテンの色と床の色が合わないときの対処法

今の家はホワイト系の床だけど、ダークカラーを使用したモダンインテリアにしたい…。
白を基調としたシャビーシックなインテリアにしたい…。

このように、目指すインテリアによっては、床の色を変えたくなることもあるかもしれません。

カーテンは簡単に模様替えできますが、床を張り替えることはなかなか難しいかと思います。

また、賃貸住宅などでは、自分好みの床の色が選べないこともしばしば。

その場合は、どのように対処したらよいのでしょうか。


クッションフロアで床の色を変えてみる

クッションフロア

手軽に床の色を変更したいときは、クッションフロアを活用してみましょう。

クッションフロアとは、その名の通り、クッション性のあるビニール素材でできた床材のことです。

シート状になっているので、お部屋に合わせてハサミやカッターでカットできたり、簡単に張り替えることができるのが、うれしいポイント。

木目調のほか、大理石調やタイル調など、デザインの幅が広いので、目指したいインテリアに合わせて選んでみてくださいね。


ラグを敷いてメインカラーを引き立たせる

カーテン

床に敷くラグも、インテリアの中では面積が広いアイテムです。

カーテンとラグのカラーを合わせることで、インテリアの主役カラーとしてしっかりと引き立たせることができます。

ラグを敷くことでもとの床の色が抑えられるため、床の色が合わないときも手軽に取り入れられる対処法です。


まとめ

カーテン

いかがでしたでしょうか。

お部屋の中で、床は大きな面積を占めています。

カーテンを選ぶ際は、ぜひ床の色を意識して選んでみてくださいね。

ジアスのショールームでは、さまざまなカラーの床材サンプルもご用意しています。

実際に床の色とカーテンの色を見比べながらのご相談も承っておりますので、

ぜひショールームへ足をお運びください。

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