カーテンに裏地は必要?得られるメリットをご紹介
カーテンの機能を高めたいとき、「裏地」を付けるという方法があることをご存じでしょうか。
好みの柄の生地に遮光機能が付いていない、生地が薄くて保温性が心配など、生地の好みと欲しい機能が両立できないときには裏地を付けるのがオススメ。
今回は、裏地を付けることで得られるメリットなどをご紹介します。
カーテンの裏地とは?
基本的なカーテンは1枚の布で作られています。
機能を有するカーテンも、その布に使われている糸などにそれぞれの機能を施しています。
裏地は、その布の裏側にもう1枚布を足すことを指します。
ジアスの場合は、表の布に縫いつける方法で裏地を付けることができます。
裏地を付けるメリットとは?
室内で過ごす時間を安心で快適にしてくれる効果がある裏地。
まずは裏地を付けるメリットをご紹介します。
①保温・遮熱効果
今のような寒い時期、窓からの冷気はけっこう厄介ですよね。
暖房器具を駆使するのと同時に、外からの冷気を抑えられると保温効果が高まります。
冷気を抑えるにはカーテンを付けることが1番の対策ですが、裏地付きのカーテンは1枚のカーテンよりも更に効果が増します。
表のカーテンと裏地のカーテンの2枚構造になり空気層ができることで、保温・断熱効果がアップ。
夏場も断熱効果を発揮する優れモノです。
四季を通して外からの冷暖気を抑え、室内を快適な温度にしてくれます。
②遮光効果
遮光のカーテンが欲しかったけど、気に入った生地が無い・・・。
そんな場合も、遮光性のある裏地を付けることで普通のカーテンを遮光カーテンに変身させることができます。
遮光機能のある表地を選んだ場合も、より遮光効果を高めることができるので光漏れをしっかり抑えたい方にはオススメです。
また、遮光の生地には、夜間電気を付けても中が見えないという効果もあります。
遮光機能のない生地はお部屋の電気が付いているのが分かってしまったり、シルエットが見えてしまったりするもの。
裏地を付けることでプライバシーを守ることができ、安心して過ごすことができます。
③日焼け防止、生地の傷み軽減→耐久性アップ
カーテンの傷みの原因の1つに、日焼けがあります。
日焼けをすると生地の色が落ち、生地が傷んで裂けてしまうことも。
裏地を付けることで日焼けの原因となる外からの太陽の光を裏地でシャットアウトし、表地の日焼けを抑えることができます。
日焼けや傷みを抑えて、お気に入りのカーテンを長く美しく保ちましょう。
④高級感
裏地を付けることにより、重厚感が出るので高級感が増します。
薄めの生地も裏地によって光漏れを抑え、柄がしっかりと映えるようになります。
リビングなど来客の多いお部屋は、高級感のある美しいカーテンを飾ってみてはいかがでしょうか。
裏地を付けた場合のデメリットは?
裏地を付けることによるデメリットもいくつかあります。
メリット、デメリットを両方把握したうえで検討いただけるよう、デメリットについてもご紹介します。
①価格が上がる
表生地と裏地の2枚分が必要になるので、価格はどうしても上がってしまいます。
ただ、機能が伴わずに買い換えてしまったり、日焼けや痛みでの早い段階での買い替えをすることを考えると、最初に裏地を付けて長く美しく使えるものを選ぶのも良いのでは。
②重くなる
2枚を重ねるため、通常の生地よりも重さは増します。
壁にネジを打って取り付けているレールであれば基本的に問題はありませんが、テンションポールなどの突っ張り棒を使用している場合は注意が必要です。
裏地付きのカーテンを使用するのであれば、壁にネジを打って取り付けたレールを使用することをオススメします。
ジアスで買える裏地生地
ジアスでは、裏地にも豊富な色や機能を取り揃えています。
更に2022年に販売を開始した新Eco de Happinessでは、
裏地のバリエーションを増やして様々なニーズに応えられるようになりました。
■断熱効果を高めた遮光裏地
今回のEco de Happinessから新しく加わった機能「テキ温」を備えたハイグレードタイプ。
通常の遮光カーテンと比べて、外気の影響を受けにくく熱がこもりにくいのが特徴です。
生地表面の温度変化が穏やかなため、シーズン問わず快適なくらしをサポートします。
遮光機能は2級です。
▶JE9465商品ページはこちら
▶JE9466商品ページはこちら
■遮光性を高められる遮光裏地
プライバシーが気になるお部屋に使えるベーシックな遮光裏地。
遮光1級なので、特に遮光性を必要とする窓に適しています。
▶JE9467商品ページはこちら
▶JE9468商品ページはこちら
■薄手のライト裏地
遮光機能はなく薄手のため、仕立て上がりが軽やか。
あまりボリュームをもたせず、日差しから生地を保護するライトタイプです。
■表地の色と組み合わせて使えるカラー裏地
表地の色と同色で揃えれば、裏から見ても表地の雰囲気を損なわずに使えるカラー裏地。
遮光機能も備わっています。
(色によって遮光等級は異なります。ご確認のうえお選びください)
是非ショールームでご相談ください
とはいえ、表地と裏地との組み合わせなど、初めての裏地選びは迷ってしまいますよね。
そんなときは是非ショールームへお越しください。
スタッフがお客様のお好みに合うカーテン選びのお手伝いをさせていただきます。
※ショールームは予約制です。ご予約のうえご来店くださいますようお願いします。
裏地を付けて、機能性を高めたお気に入りのカーテンを
いかがでしたでしょうか。
裏地を付けることで得られる効果は遮光性だけではありません。
プライバシーを守り、適切な温度にしてくれることで人にも優しく、
カーテンの傷みを軽減できることでカーテンにも優しい裏地。
メリットとデメリットを理解したうえで、是非取り入れてみてくださいね。