なぜ猫ちゃんはカーテンをボロボロにするの?理由と対策をご紹介
猫ちゃんと暮らしていると、愛くるしいしぐさや表情に癒されますよね。
でも、鋭い爪によって壁紙や家具がボロボロになってしまう...という悩みはつきもの。
中でも標的にされがちなのが「カーテン」なのではないでしょうか。
せっかくのお気に入りのカーテンが破れてしまったり、傷が入ってしまいショック…なんてことも。
お部屋のインテリアとしてはもちろん、プライバシーや省エネの観点でも、カーテンの設置は必要ですよね。
今回は猫ちゃんとの暮らしの中で、カーテンがボロボロになってしまう理由と、カーテンを守る対策方法をご紹介します。
猫ちゃんがカーテンをボロボロにしてしまう理由とは?
カーテンを購入してから間もないのに、猫ちゃんがカーテンをボロボロにしてしまい、泣く泣く買い替えた経験はありますか?
いい子にお留守番ができるはずなのに、ある日外出先から帰ってきたら、大惨事…なんてことも。
猫ちゃんがカーテンをボロボロにしてしまう原因は、ほとんど本能からくるものといわれています。
①ゆらゆら揺れるカーテンはまるで猫じゃらし
猫ちゃんといえば猫じゃらし。
実際に飼ったことがない人も、まずおもちゃといえば猫じゃらしを思い浮かべるのではないでしょうか。
風に揺れるカーテンは、猫じゃらしと似た特徴があるために、標的にされやすいのです。
・揺れるカーテンが気になる
猫ちゃんは、ちょこまか動いているものに興味を示します。
そのとき、狩猟本能が働くために、夢中になって追いかけるのです。
不規則に揺れるカーテンは、猫ちゃんにとっては狩りの対象になってしまい、思わず爪を立ててしまうことも。
目をまんまるに大きく見開き、身をかがめてお尻を振りだしたら狩りの体勢ですので、注意してください。
・生地がこすれる音が気になる
静かな部屋で、カーテンの生地がこすれあう音。
このわずかな音でも「何かが隠れているのではないか?」と、狩猟本能が働くのです。
音のするほうへ一目散に飛びつく。爪が引っ掛かってボロボロになってしまいますよね。
シャリ感のある、張りの強い生地であるほどこすれ音が大きくなりますので、注意が必要です。
②お気に入りの素材!?爪とぎをしたいから
猫ちゃんは、古くなった爪をはがすために、爪とぎを行います。
野良猫は樹木の幹などを引っ搔いて爪とぎをしますが、お家で飼っている猫ちゃんには爪とぎグッズを与えます。
しかし、愛猫家の方はおわかりかもしれませんが、なんでも気に入るわけではないですよね。
自分のこだわりの素材や爪の引っ掛かり具合があるので、
お気に入りの爪とぎグッズが家の中になければ、カーテンでの爪とぎを試したくなってしまうものです。
・引っ掛かりがクセになる
カーテンの生地は布であるため、猫ちゃんの爪が引っかかりやすい素材でできていることが多いです。
そのため、気持ち良く爪とぎができるアイテムとして認識している可能性があります。
ソファやクッションが爪とぎによってボロボロになってしまう理由も、同じと言えるでしょう。
③高いところが大好き!木登り感覚で登りたくなってしまうから
猫ちゃんは本能的に高いところを好む動物です。
自分のテリトリー内での高い場所は、外敵から見つかりにくいため身の周りの安全を確保できます。
また、周囲の視察をして獲物を見つけやすい絶好の場所なのです。
・登るには最適の素材
前述のとおり、カーテンの生地は猫ちゃんの爪が引っ掛かりやすくなっています。
生地に爪を引っ掛けながら高いところへ登るために、ボロボロになってしまうのです。
・登った先にある危険
猫ちゃんがカーテンを登ってしまうと、カーテンレールが重さに耐えかねて、壁から落ちてしまう可能性があります。
カーテンレールごと落下して床にたたきつけられてしまったり、破損したカーテンレールでケガをしてしまうおそれも。
④窓の外を見たいのに、カーテンが邪魔だから
猫ちゃんは外の様子が気になると、窓から様子を伺います。
窓にカーテンがあると、手でどけようとしたり、身をかがめて潜り込みます。
・悪気はないけど、爪が引っ掛かる
カーテンをどけようとして手を伸ばしたときに、うっかり生地が爪に引っ掛かってしまうことがあります。
遊んでいるわけではなく「うっかり」なので、この場合は猫ちゃんには悪気はないのです。
⑤遊んでほしい!飼い主の注目を浴びたいから
猫ちゃんは甘えん坊さんです。
飼い主に構ってほしいときは、足元にすり寄ったり、時にはいたずらをしてアピールをします。「カーテンに登る」「カーテンにいたずらをする」のもアピールのひとつ。
飼い主が猫ちゃんをカーテンから離すために抱き寄せたり、注意するのを「遊んでもらっている」と勘違いしていることがあります。
最初は登ったり遊んでいる姿が可愛くて𠮟れないかもしれませんが、猫ちゃんの安全のためにもここは心を鬼に。
いたずらをしたときはきちんと注意をして、「危険だよ!」ということをわかってもらいましょう。
カーテンをボロボロにされないためにできる3つのこと
猫ちゃんがカーテンをボロボロにしてしまう理由が本能からくるものだとしたら、それをしつけるのはなかなか難しいことです。
私たちができる対策を3つご紹介しますので、実践できそうなものから試してみてくださいね。
①キャットタワーを設置する
「高いところに登りたい!」という欲求を解消するために、キャットタワーを設置しましょう。
猫ちゃんは自分のテリトリーが確認できるような高い場所を好みますので、カーテンよりも登りやすい遊び場があれば、カーテンへの興味は薄れていくことでしょう。
キャットタワーのなかには、柱の部分が爪とぎになっている商品も多いので、一石二鳥。
猫ちゃんの本能からくる欲求を満たしてあげられるおもちゃを用意してあげてください。
②爪をこまめに切る
爪が長いと、カーテンの生地に引っ掛かりやすくなります。
定期的に爪を切ってあげることで生地に引っ掛かりにくくなるだけでなく、壁紙をボロボロにされにくくなったり、ソファなど家具に傷がつくのを防ぐことができます。
爪切りを嫌がられることも多いですが、猫ちゃん自身や家のためにも、定期的にメンテナンスしてあげましょう。
③引っ掛かりにくい素材のカーテンにする
猫ちゃんの爪が引っ掛かりにくい、つるつるとしたカーテンを選ぶようにしましょう。
遮光のカーテンは織りの目が詰まっており、爪が入りにくくなっています。
最近では、猫ちゃんの爪の引っ掛かりに強いカーテン生地の開発が進んでいますので、おしゃれなインテリアを諦めたくない!という方は、次に紹介するカーテンを検討してみてくださいね。
猫ちゃんの爪でキズがつきにくい!
ジアスオリジナルのペット用カーテン「ネコハピ」
ジアスでは猫ちゃんなどペットとの暮らしを快適にしてくれるカーテンを「Eco de Happiness(エコデハピネス)」(以下エコハピ)シリーズにてお取り扱いしております。
その名も「Neko Hapi(ネコハピ)」。猫ちゃんの爪でカーテンが傷つきにくい仕様になっている、ジアスオリジナルのカーテンラインアップです。
「NekoHapi(ネコハピ)」とは?
前述したとおり、猫ちゃんとの暮らしでは、カーテンがボロボロになることがしばしば…。
ネコハピは、特殊な加工を施した糸を織り込み生地に強度を持たせ、生地のするするとした質感が爪の引っ掛かりを抑えてくれます。
もし爪が入ってしまっても大丈夫。ほつれにくい仕組みで、猫ちゃんの爪を守ってくれます。
全7種の豊富なラインアップ!
・ドレープカーテンには遮光機能も!
ネコハピのドレープカーテンは、遮光の生地2色、ジャガード織りの生地4色の、計6種からお選びいただけます。
機能性の高いカーテンは、無地でシンプルなものが多く、オシャレなインテリアを諦めがちですよね。
しかしネコハピなら、ネコハピだけでもおしゃれなコーディネートが組んでいただけるようなラインアップをご用意しております。
JE9345~9346は、さりげないヘリンボーン柄でデザイン性も備えており、シンプルながらもコーディネートの幅を広げてくれます。遮光機能も必要!という方にもおすすめ。
JE9347~9350は陰影を感じる表情豊かなムラ感のジャガード織りが楽しめます。
ナチュラルな印象の4つのカラー展開なので、小窓や掃き出し窓など、窓ごとに色違いでコーディネートするのも素敵ですね!
・レースカーテンはシンプルに。
ネコハピのレースカーテンは、シンプルな無地の生地で、1種ご用意しています。
シンプルだからこそ、お気に入りのドレープカーテンとの相性もGoodです。
さらに、猫ちゃんの爪を守りながら、暮らしに嬉しい機能もバッチリ。
ウォッシャブル、UVカット、遮熱、保温…充実した機能で、私たちの暮らしもサポートしてくれます。
繊細で破れやすいイメージのあるレースカーテンも、ネコハピなら安心ですね。
動画でご紹介!引っかきに強く、キズが目立ちにくいってどんな感じ?
猫ちゃんの爪に強い生地って、実際に引っ掻いてしまったらどのくらい生地が回復するんだろう?
動画では、普通のカーテンとの引っ掛かり具合の違いをよりわかりやすくご紹介。
ネコハピについてさらに詳しく知りたい!という方は、是非ご覧ください。
可愛い猫ちゃんたちが大活躍です!
▶Eco de happiness特設ページをチェック
※ 注意点
・ネコちゃんのつめが長かったり鋭かったりすると引っかかりやすくなるのでご注意ください。
・ネコちゃんの大きさや性格によっては、強い力が加わり穴が空いてしまう場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
猫ちゃんがカーテンをボロボロにしてしまう原因には、本能からくるものがほとんどだといわれています。
そのため、注意をしてもなかなか直らずに困っている方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら猫ちゃんにとっては、カーテンはお気に入りの爪とぎなのかもしれません。
ペットも大切な家族。だからこそ、一緒に快適に暮らしていくには双方の安全を守るためにも、人間による工夫が必要になります。
今、猫ちゃんと暮らしているけれどペット用のカーテンがあるなんて知らなかった!という方は、
ぜひジアスショールームで、ネコハピを体感してみませんか?
JIAS ONLINEの商品ページからも無料の生地サンプルのご送付も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
大切な家族である猫ちゃんとの暮らしを、サポートさせていただけたら嬉しいです。
▶︎ショールームのご予約はこちら
▶Eco de Happiness商品ページはこちら