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連窓のカーテンはどう選ぶ?選び方やおすすめアイテムを解説!

連窓のカーテンはどう選ぶ?選び方やおすすめアイテムを解説!

横方向に複数の窓が並んだ「連窓」。
連窓があるだけで、外観のアクセントになり、住宅のデザイン性がぐっとアップする気がしますよね。
窓といえば横にスライドして開け閉めする「引き違い窓」が主流でしたが、最近はこの「連窓」も増えてきています。
しかし、見慣れない窓のため、カーテンは何を付ければいいの?と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、連窓に設置するカーテンの選び方や取り付け方法、おすすめのスタイルをご紹介します。
連窓のカーテンについて悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次
    1. 01|連窓とは?
    2. 02|連窓によく使われている窓の種類
      1. ・換気性重視の「すべり出し窓」
      2. ・気密性が高い「上げ下げ窓」
      3. ・すっきりとした見た目の「FIX窓」
    3. 03|連窓のメリットって?
      1. ①気密性に優れている
      2. ②安全面、防犯面でも安心
      3. ③デザイン面でも大活躍
    4. 04|連窓につける窓周りアイテムを選ぶときのポイント
      1. ・窓の特長を考える
      2. ・目的に合うカーテンを選ぶ
      3. ・インテリアのテーマを決める
    5. 05|連窓に使われる窓周りアイテムとその特徴
      1. ■カーテン
      2. ■シェード
      3. ■ロールスクリーン
      4. ■横型ブラインド
      5. ■プリーツスクリーン
    6. 06|連窓における窓周りアイテムの取り付け方法
      1. 取り付け位置を考える
        1. ∟正面付け
        2. ∟枠内付け(天井付け)
      2. それぞれの窓に付ける?まとめて付ける?
        1. ∟それぞれの窓に付ける
        2. ∟窓ごとに分けずまとめて付ける
      3. 異なる取り付け方を組み合わせる
        1. ∟レースカーテンの枠内付けは万能でおすすめ
    7. 07|【目的別】連窓のおすすめ窓周りアイテム
      1. ・風を取り込みたい窓には断然カーテン!
      2. ・お部屋に入る光の量を調節したいならブラインド
      3. ・視線を遮りたい窓にはダブルシェードを
    8. 08|まとめ

連窓とは?

連窓

そもそも「連窓」という言葉自体初めて聞いた、という方もいらっしゃるかもしれません。
冒頭で少し触れた通り、連窓とは横方向に複数並んだ窓のことを指します。
一般的な引き違い窓(ガラスを左右にスライドして開閉する窓)に比べると、サイズが小さめな窓や、縦に長い形の窓で構成されていることがほとんど。2つの窓が並んだものは「2連窓」、3つの窓が並んだものは「3連窓」と呼ばれます。
同じ形の窓が並んでいるタイプが多く見られますが、中には形の違う窓や、開き方が異なる種類の窓を自由に組み合わせたものもあり、住宅によって実に多様な連窓が存在しています。


連窓によく使われている窓の種類

窓を自由に組み合わせることができる連窓。
設置する場所や求める効果によって、使用される窓の種類が異なります。
連窓によく使われている3種類の窓をご紹介します。


換気性重視の「すべり出し窓」

縦すべり出し窓


(出典:https://www.lixil.co.jp/)

すべり出し窓とは、外側にすべり出しながら開く窓のこと。
縦方向を軸にして開く縦すべり出し窓と、横方向を軸にして開く横すべり出し窓があり、連窓には縦長の縦すべり出し窓がよく使われます。
縦すべり出し窓は、窓を開けると住宅に沿って吹いた風が窓に当たり、室内側へ入りやすい構造になっています。
効率的に風を取り込める縦すべり出し窓の連窓は、換気性を重視する方にとってうれしい味方ですね。

 

気密性が高い「上げ下げ窓」

上げ下げ窓


(出典:https://www.lixil.co.jp/)

上げ下げ窓は、その名の通り上下に動かして開閉する窓のこと。
リビングや寝室といった居室以外にも、キッチンや洗面室・お手洗いなど幅広いお部屋に採用されています。
上げ下げ窓の連窓は、洋風なイメージになり、輸入住宅でよく使われています。
引き違い窓のようにサッシに戸車が付いていないため、少し開け閉めがしにくいのですが、その分気密性が高いのがポイントです。

 

すっきりとした見た目の「FIX窓」

FIX窓


(出典:https://www.lixil.co.jp/)

FIX窓とは開閉できないよう固定された窓のこと。窓枠に直接ガラスをはめ込んでいることから、はめ殺し窓とも呼ばれています。
FIX窓の連窓は、主に採光用として玄関や吹き抜けによく使われます。
開閉をしない分、ハンドルや鍵が必要なくすっきりとして見えるので、外観デザインとしても有効ですよ。

 

連窓のメリットって?

最近住宅に採用されることが増えている連窓にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリットを知ることでカーテン選びにも役立つので、ポイントを押さえておきましょう。

 

気密性に優れている

家の模型を手のひらに乗せている先ほどご紹介した連窓によく使われている3種類の窓は、実は引き違い窓に比べ気密性に優れています。気密性が高いということは、住宅において「隙間が少ない」ということ。室内の温度や湿度をコントロールしやすいため、快適に過ごせるだけでなく、省エネにも繋がります。

 

安全面、防犯面でも安心

窓から逃げる空き巣連窓で多いのは、小窓や縦長窓。人が通れないサイズであれば、転落事故が起こりにくく、小さなお子様がいる家庭でも安心です。
また、防犯面では空き巣などの心配もかなり軽減されます。

 

デザイン面でも大活躍

小窓が並んだ家

窓は住宅の印象を左右する重要な要素の一つ。窓の種類や配置は美しい外観を作るうえで大事なポイントです。
代表的な窓である引き違い窓は、日本ではよく使われていてなじみがありますが、引き違い窓ばかりだと無個性でやぼったい印象になってしまうことも。
連窓は外観のポイントとなり、住宅の印象にメリハリをつけてくれます。縦長窓を並べてスタイリッシュに見せたり、小窓を並べて可愛らしくするなど、窓の種類によって住宅を美しく演出することができます。

 

連窓につける窓周りアイテムを選ぶときのポイント

小窓が並んだ家の外観

優れた機能性だけでなく、デザイン性も兼ね備えた連窓。
しかし、その特殊な形のために、どんなカーテンを設置すれば良いのか悩んでしまいますよね。
連窓のカーテンを選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。

 

窓の特長を考える

前半でご紹介した通り、連窓を構成する窓にはいくつか種類があり、それぞれに特長があります。
風を取り込みやすい窓、採光に適した窓、デザイン性を重視した窓など、その窓の特長を引き立たせるアイテムを選ぶといいでしょう。

 

目的に合うアイテムを選ぶ

「何のためにカーテン類のアイテムを設置したいのか?」を考えてみるのも有効です。
外からの視線を遮りたい、差し込む光の量を調節したい、窓辺をおしゃれにしたい…など、設置したい理由は人やお部屋によっても様々ですよね。
目的を明確にしておくと、形や素材を決める上での判断材料になり、スムーズに選びやすくなりますよ。

 

インテリアのテーマを決める

おしゃれな窓辺にしたいならインテリアのテーマを決めることが重要。
ナチュラル、エレガント、フェミニン、モダン、などテーマを絞ることで、統一感のある空間に導いてくれます。
なんとなく「こんな感じが好きだ」というイメージがあれば、そこからさらに自分の好きなテイストを深堀りし、好みのインテリアのテーマを見つけてみましょう。


連窓に使われる窓周りアイテムとその特徴

では、実際に連窓に使われるアイテムにはどんなタイプがあるのでしょうか?
連窓と相性のいいアイテムをいくつかご紹介していきます。

 

カーテン

カーテン

カーテンは、窓に設置するアイテムとして最もなじみのあるスタイル。カーテンレールに吊った生地を横方向にスライドして開閉します。ドレープ(厚手)カーテンとレースカーテンを二重に吊るのが一般的です。
操作コードなどが必要なく、どなたでも気軽に開け閉めすることができるので、どんなお部屋にも取り入れやすいと思います。

また、生地感や色、デザインのバリエーションが豊富なので、インテリアに合った生地が見つかるはず。
ただしカーテンは左右にたまりができるので、できるだけ窓にかからないよう長めにレールを設置することをおすすめします。

 

シェード

シェードカーテン

シェードは、生地を水平にたたみながら、上下に昇降するスタイル。
開けたときに窓の横に生地がたまるカーテンと異なり、シェードは窓の上に生地がたまるので、窓辺がすっきりとして見えます。縦長の形状が多い連窓にはぴったりのスタイルです。

また、生地を下ろすとフラットな面になり、生地の柄などがきれいに見えるのもポイント。お気に入りのデザインの生地を使用することで、お部屋に絵画を飾ったような雰囲気を楽しむことができます。
カーテンと同じ生地で縫製ができるので、同じお部屋のカーテンと柄をそろえれば統一感が生まれます。
すっきりとした印象の中に、ファブリックの優しい雰囲気も感じられる、おすすめのスタイルです。

 

ロールスクリーン

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、生地をくるくると巻き上げるスタイル。
専用の張りが強い生地を使うので、生地がピンと張り、シンプルでスタイリッシュな印象に。
また、コンパクトにまとまるので、カーテン類の存在感をあまり出さず、窓辺をスマートに見せたいときにおすすめです。
ただし、強い風にあおられると生地がよれてしまう恐れがあります。せっかくのスタイリッシュな魅力が半減してしまうので、あまり開閉をしない連窓に設置すると良いでしょう。

 

横型ブラインド

木製ブラインド

スラットと呼ばれる羽根が水平に並んだブラインドは、上下の開閉だけでなく、スラットを回転させることができるのがポイント。スラットの角度を調節することで、光や視線の入り方を細かくコントロールすることができます。
アルミ製の「アルミブラインド」が一般的でしたが、現在はスラットが木製の「ウッドブラインド」も登場しており、おしゃれな見た目で人気を博しています。
光の量や視線を調節しつつも、スラットの隙間から適度に風を入れることもできます。
ただし、あまり風が強い場合は、揺られたブラインドがガシャンガシャンと音を立てたり、窓周りを傷つけてしまうことも。開閉が少ない窓に設置するか、風が強いときは窓を閉めるといった対策をしましょう。

 

プリーツスクリーン

プリーツスクリーン

(出典:https://www.toso.co.jp/)

プリーツスクリーンは、生地をジャバラ状にたたみ上げていくタイプ。
一枚の生地で作る「シングルタイプ」と、上下で2種類の異なる生地を組み合わせた「ツインタイプ」があります。
ロールスクリーンと同じような布生地もありますが、特に人気があるのは和紙調の生地。障子のようにやさしい光を取り入れることができるので、和室にぴったりのスタイルです。
和室に連窓がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

連窓における窓周りアイテムの取り付け方法

アイテムが決まったら次は取り付け方法。
複数の窓からなる連窓は、取り付け方法も様々なパターンがあります。
それぞれの特徴をチェックして、自分にとって使いやすい取り付け方法を選択しましょう。

取り付け位置を考える

カーテンなどの窓周りアイテムは、取り付ける位置によって「正面付け」と「枠内付け(天井付け)」に分かれます。

正面付け

ロールスクリーンの正面付け

(出典:https://www.toso.co.jp/)

窓枠を覆うように窓の上部に取り付ける方法を「正面付け」と呼びます。
正面付けは、窓全体をしっかり覆うため、断熱性や遮光性などの効果を高めることができます。
上げ下げタイプの窓の場合、窓枠よりも上方向に離して取り付けることで、できるだけ製品が窓にかからないような工夫も可能です。

 

枠内付け(天井付け)

ロールスクリーンの枠内付け

(出典:https://www.toso.co.jp/)

製品が窓枠の内側に納まるように窓枠内の天井面に取り付ける「枠内付け(天井付け)」。
窓枠内にぴったりと納まるので、すっきりとした窓辺になります。
ただし、窓の横幅によってはサイズが作れないものもあるのでご注意を。ロールスクリーンやブラインドなどの製品は、それぞれ最小製作可能寸法があります。枠内付け(天井付け)にしたい場合は、窓のサイズと、製品の製作可能寸法を事前にチェックするようにしましょう。

 

それぞれの窓に付ける?まとめて付ける?

それぞれの窓に付ける

2窓並んだシェード

並んだ窓にそれぞれカーテンを付けると、カーテンを閉めたときも室内から連窓のデザイン性を楽しむことができます。
また窓によってカーテンの開閉具合を変えられるという利便性もポイント。例えば、西日の入りが強い左側の窓だけカーテンを閉めて、残りの2つは開けておくといった具合に、状況に応じて柔軟に調整ができます。
一方で、1窓ずつ開閉するため手間がかかることと、単純にカーテンの数が多くなる分、費用が多くかかることがデメリットとして挙げられます。

 

窓ごとに分けずまとめて付ける

2窓を1台で覆ったシェード

もう1つの方法として、窓ごとに分けず、連窓をまとめて1つのカーテンで覆ってしまう方法があります。カーテンを閉めると、大きな1窓のような見た目になり、一般的な引き違い窓にカーテンを設置したときと近い感覚で扱えます。
開閉の手間が少ないだけでなく、費用面を抑えることができるのもうれしいポイント。
サイズによっては、市販の既製サイズの商品でまかなえることもあるかもしれませんね。

 

異なる取り付け方を組み合わせる

ブラインドとシェードを付けた窓

(写真 枠内付け:ブラインド 正面付け:シェード)

異なる取り付け方法と、異なるアイテムを組み合わせるのもおすすめ。
例えば、上の写真のように、ブラインドを枠内付けで設置し、シェードを正面付けで設置するといった具合です。
正面付けする場合は、それぞれの窓に付けても、全ての窓をまとめて覆う形でもどちらでも大丈夫。
2種類のアイテムを組み合わせることができるので、より凝った印象のおしゃれな窓辺になりますよ。

 

レースカーテンの枠内付けは万能でおすすめ

レースカーテンがかかった窓

窓周りのアイテムを選んだは良いけれど、機能面で心配が残ることがあります。
例えばロールスクリーンやブラインドは、開けると外から室内が丸見えになってしまったり、日差しが強いと感じる場合があります。また、窓を開けていると風に揺れて窓枠に当たってしまい、不快な音を立てることも。
そんなときには窓枠内にレースカーテンをプラスしてみましょう。レースカーテンがベールの役割を果たし、視線や日差しを優しくカットしてくれます。窓を開けたいときには、ロールスクリーンなどは上に上げて、レースカーテン1枚にしてしまいましょう。窓枠とぶつかる音や窓周りの傷を気にすることなく風を取り込めますよ。

 

【目的別】連窓のおすすめ窓周りアイテム

 

・風を取り込みたい窓には断然カーテン!

風に揺れているレースカーテン

頻繁に窓を開けて風を取り込みたい窓には、横に開くタイプのカーテンがおすすめ。
ロールスクリーンやブラインドなどと違い、カーテンは風で揺れても周りの壁を傷つける心配がないので、安心して窓を開けることができます。お気に入りのカーテンがふわっと風になびく様子は、見ていてとても豊かな気持ちになりますよ。

 

お部屋に入る光の量を調節したいならブラインド

窓から日光が差し込んでいる様子

朝日や西日がよく入るなど、時間帯によって光の量を調節したい窓にはブラインドはいかがでしょうか?
上下の開閉ができるだけでなく、スラット(羽根)を回転させることで光の量を細かく調節でき、使い勝手の良いアイテムです。
シンプルでスタイリッシュな「アルミブラインド」、すっきりとしつつも木目の風合いがおしゃれな「ウッドブラインド」など、ブラインドにもいくつか種類があります。色味や素材感を確認し、お部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。

 

視線を遮りたい窓にはダブルシェードを

ダブルシェード

外からの視線が気になる窓にはダブルタイプのシェードがおすすめ。
横に開くタイプのカーテンと同じように、ドレープ(厚手)生地とレース生地を組み合わせることができる「ダブルシェード」。開閉時にはそれぞれの生地を好きな位置で止めることができます。そのため、目線より低めの位置で止めて直接的な視線を遮りつつ、柔らかい光を取り入れるといった使い方が可能です。

 

まとめ

横に並んだ窓

いかがでしたか?
連窓は特殊な形状なので、カーテン選びが難しく感じるかもしれません。しかし、窓の特長や目的を考えてカーテンを選ぶことで、より機能性やデザイン性を引き立たせることができます。
今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしていただき、連窓を素敵にコーディネートしてみてくださいね。

自分で選ぶのは不安という方や、プロと相談しながら決めていきたいという場合には、お気軽にジアスへご相談ください。
連窓への設置事例も豊富にあるので、専門スタッフならではの経験を活かし、お客様にぴったりのスタイルをご提案いたします。
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窓の形状に応じたカーテンの選び方について他にも記事をご用意しておりますので、参考にぜひご覧ください。
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