
硬めのソファを選ぶメリットや注意点、硬めのソファがおすすめの人は?
ソファを選ぶとき、座り心地の硬さ・柔らかさは、重要な判断基準のひとつです。
一日の疲れを癒したり、家族や友人と団欒のひとときを過ごしたり、ゆったり映画や読書を楽しんだりと、ソファは私たちの体を預け、心からくつろぐための大切な場所。
だからこそ、自分にぴったりな座り心地のソファを選びたいものですよね。
座り心地は好みが分かれるところですが、今回はその中でも硬めのソファに注目し、そのメリットや注意点、どのような人におすすめなのかを解説します。
硬めソファのメリット
硬めのソファは、「くつろぎにくいのでは?」と心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、日々の暮らしをより快適にする嬉しいメリットがたくさんあります。
まずは、硬めのソファが持つ魅力を具体的にご紹介します。
1. きれいな姿勢を保ちやすい

1つ目のメリットは、座ったときにきれいな姿勢を保ちやすいという点です。
硬めのソファは、体が深く沈み込まないため、骨盤が安定し姿勢が崩れにくいのが特徴です。
無理なく正しい姿勢をキープできることで、腰やお尻への負担が軽減されます。
体が痛くなりにくいので、長時間でも安心して快適に座っていられますよ。
2. 立ち座りの動作がスムーズ

2つ目のメリットは、立ち座りの動作がスムーズにできる点です。
柔らかいソファの場合、体が深く沈み込む分、立ち上がるときに「よっこいしょ」とひと苦労することはありませんか?
硬めのソファは座面の沈み込みが少なく、立ち上がるときにクッションの反発力が体を押し上げてくれます。
そのため足腰への負担が大きく減り、日々の立ち座りがぐんと楽になります。
ソファに頻繁に立ち座りする方や、足腰に不安がある方、ご高齢の方などには特にうれしいポイントですね。
3. 型崩れしにくく、美しい状態を長く保てる

3つ目のメリットは、型崩れしにくい点です。
硬めのソファは、主に高反発ウレタンやポケットコイルといった、耐久性の高い素材で作られています。
これらの素材は、元の形に戻ろうとする力が強い特性があるため、クッションの型崩れや座面のへたりが起こりにくくなるのです。
柔らかいソファの場合、クッションに使われているフェザー(羽毛)が座るたびに中で動き、形が崩れて見えやすいので、頻繁にクッションの形を整えるメンテナンスが必要になります。
でも、硬めのソファならそのような手間もほとんどかかりません。
購入したときの美しい状態と快適な座り心地を長く保てるのは、まさに硬めのソファならではの魅力といえるでしょう。
硬めソファの注意点
このように、硬めのソファにはたくさんのメリットがありますが、選ぶ際にはいくつか気を付けたいポイントもあります。
メリットだけを見て選ぶと、使っていくうちに座り心地への不満が生じてしまうことも。
後悔のないソファ選びのために、知っておきたい注意点を見ていきましょう。
1. ゆったりと包み込まれるような感覚は味わいにくい

硬めのソファは体をしっかりと支えることを得意とします。
そのため、体がゆったりと包み込まれるような柔らかい座り心地を求めている方には、物足りなく感じられるかもしれません。
もし「硬めがいいけれど、リラックス感もほしい」という場合は、生地の素材に注目してみましょう。
肌触りのいい柔らかな生地を選ぶことで、座り心地に優しさが加わり、よりリラックスしやすくなりますよ。
また、ふわふわの柔らかいクッションをたくさん置くのもおすすめです。
ゆったりとくつろぎたいときには、そのクッションに体を預けることで、硬めのソファでも包み込まれるような感覚を味わえます。
2. 長時間寝転がるのには向いていない

硬めのソファは、長時間寝転がるのにはあまり適していません。
体の沈み込みが少ないため、横になったときに体と座面の間に隙間ができやすく、肩や腰、首などに負担がかかる可能性があります。
短時間であれば問題ありませんが、長時間寝転がり続けると体に痛みを感じてしまうことも。
ソファでゆったりと横になって過ごしたい方は、カウチソファのように寝転がることを前提に作られたものや、柔らかめのソファを検討してみてはいかがでしょうか。
3. 硬すぎると腰やお尻が痛くなることも

「硬いほどいい」というわけではありません。
硬すぎるソファを選んでしまうと、クッション性が足りず、長時間座ったときに腰やお尻が痛くなる可能性があります。
ソファを選ぶ際は、単に硬さだけでなく、適度なクッション性があるか、そして「底つき感」がないかを確かめることが大切です。
底つき感とは、座ったときにクッションを通り越して、ソファの土台にある硬い部分に体が触れるような感覚のこと。この感覚があると、体圧がうまく分散されず、腰やお尻が痛くなる原因になります。
ショップで座り心地を試せる場合は、しばらくソファに座ってみて、クッション性や「底つき感」を確認してみてくださいね。
硬めソファはこんな方におすすめ!
ここまで、硬めのソファのメリットや選ぶ際の注意点について解説してきました。
これらを踏まえて、どんな方に硬めのソファがおすすめなのか、具体的なライフスタイルやニーズと合わせてご紹介します。
●腰痛が気になる方

腰痛が気になる方には、硬めのソファが適しています。
姿勢をきれいに保ちやすいので、腰に負担がかかりづらく、長時間座っていても快適に過ごすことができます。
また、座ったり立ち上がったりする際にも、座面の適度な反発力が体をサポートしてくれるため、腰に余計な負荷をかけることなくスムーズに動作できますよ。
腰痛持ちの方や、腰回りに不安を感じている方は、ぜひ硬めのソファを検討してみてくださいね。
●日常的に立ち座りが多い方
小さなお子様がいるご家庭や、家事の合間にソファでひと休みすることが多い方など、頻繁に立ち座りする方にも硬めのソファはおすすめです。
柔らかいソファだと、体が深く沈み込んでしまい立ち上がるのにグッと力を入れる必要があったり、動くこと自体が億劫になってしまうことも。
硬めのソファであれば、すっと立ち上がることができ、動くときの気持ち的なハードルも下がります。
●ソファを長持ちさせたい方

ソファをできるだけ長持ちさせたいと考えている方にとっても、硬めのソファはおすすめです。
先にも述べたように、硬めのソファは型崩れや座面のへたりが起こりにくいので、見た目も座り心地も、良い状態で長く使うことができます。
ソファは決して安い買い物ではありませんし、サイズが大きい分、搬入や処分にも手間がかかりがちです。
だからこそ、同じソファを長く使い続けられることは、金銭的にも労力的にも大きなメリットとなります。
●ソファで食事や作業をすることが多い方

ソファはただ座ってくつろぐだけでなく、食事や書き物、パソコン作業などで使うこともありますよね。
そういった機会が多い方にも、硬めのソファはぴったりです。
体に無理な負担をかけることなく、作業に適した姿勢を安定させることができます。
食事中に姿勢が崩れて食べこぼしをしてしまったり、無理に姿勢をキープしようとして体が疲れてしまったり、といったストレスが軽減され、日々の暮らしをより豊かで快適なものへと導いてくれますよ。
硬めのソファがお好みの方におすすめ。ジアスの「TILO(ティーロ)」

ここまで硬めソファの魅力や選び方のポイントを見てきて、「自分には硬めのソファが合っているかも」と感じた方もいるかと思います。
でも実際にソファを選ぶとなると、「どれを選べばいいのだろう?」「どこで探せばいいのだろう?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。
そこで、自信を持ってぜひおすすめしたいのが、ジアスのオリジナルソファ「TILO(ティーロ)」です。
TILOの座り心地の秘密

「TILO」は、しっかりとした安定感がありながらも、体がふわっと包み込まれるような感覚も味わえる、バランスの取れた硬さが特徴。
座面自体はしっかりと体を支えてくれるため、単に硬いだけではない、絶妙な座り心地を実現しています。
その秘密は座面の構造にあります。
TILOの座面は、比重の異なるウレタンが5層に重なり配置されています。

上層には柔らかさを重視した低密度ウレタンを、最上層には羽毛とウレタンチップをブレンド。
下層には高密度のウレタンを使用することで、長時間座っても疲れにくい仕組みになっています。
この構造が、座った瞬間のふんわりとした優しさと、しっかりとした座り心地の両方を実現してくれています。
ちょっと腰をかけたいときや、心ゆくまでくつろぎたい時間まで、あらゆるシーンで快適に体を預けることができますよ。
ほかにもいろいろ。TILOの魅力
こだわりの座り心地以外にも、TILOの魅力は盛りだくさん。
ここでは5つの魅力をご紹介します。
①豊富なカスタマイズで、自分だけの一台を。

TILOは、座面、背面、アーム、背クッションなど、全てのパーツごとに張地を選べるので、「自分だけの一台」を作ることができます。
張地には、質感や風合いにこだわった 7種25色の豊富なバリエーションをご用意。
ジアスにしかない、絶妙なカラーリングと上質なファブリックを厳選しています。

また、全パーツのカバーが着脱式になっています。
「座面のへたりはないけど、カバーが傷んでしまった」なんてときも、ご安心を。カバーのみの購入もできるので、長く心地よくご愛用いただけます。
②耐久性のある木部と、自社縫製工場の技術が紡ぐ安心のクオリティ

TILOの木部には、耐久性に優れたホワイトアッシュやオークなどの広葉樹を使用しています。経年でのゆるみやたわみが起こりにくく、長く安心してお使いいただけます。
また、木材の乾燥工程を丁寧に行うことで、日本の四季にも対応できる反りにくい構造に。含水率の試験を行い、木材の反りや割れを防ぐ品質管理を徹底しています。
さらにTILOは、全ての張地を自社の縫製工場で丁寧に縫製しています。

ジアスは、長年にわたりオーダーカーテンを中心としたファブリック製品を手がけてきました。
その歴史の中で培った縫製技術や素材への理解を生かし、耐久性と美しさを両立させた高品質なソファをお届けします。
③完全ノックダウン式で搬入も安心

座面や背面、アームなどを、パーツごとに分解できるため、搬入をスムーズに行えます。大型家具にありがちな「玄関や廊下を通らない」といった心配もありません。
コンパクト住宅やマンションなど、どんな住まいであっても、納品時の制約がなく安心です。
④撥水・防汚加工&ロボット掃除機対応でお手入れも手軽

TILOの張地は、お手入れをしやすい加工が施されているものがほとんど。
ランクAの張地は「ファイバーガード」という防汚加工により、水で汚れを落としやすくなっています。
ランク B・C の張地には、撥水加工を施しています。水や飲み物をこぼしても、生地の表面で水を弾き、サッと拭き取れば染み込みにくい仕様です。
小さなお子様やペットのいるご家庭にも安心してお使いいただけます。
また、お掃除ロボットがソファの下を通れる高さに設計されているので、ソファ周りをいつでも清潔に保てます。
⑤3つのソファタイプで暮らしにフィット

TILOは、カウチソファ、アームレスソファ、アイランドソファの3タイプをラインナップ。
ライフスタイルやお部屋のレイアウトに合わせて、最適なタイプをお選びいただけます。
さらに、これらを自由に組み合わせることで、将来の暮らしの変化にも柔軟に対応できるのが大きな魅力です。
例えば、今は省スペースなアームレスソファ、将来的に家族が増えたらカウチソファを追加してL字型にする、といった使い方も。
家族構成やレイアウトが変わっても、最小限の買い足しで、長く愛着を持ってご使用いただけます。
最適な硬さのソファを見つけるために

硬めのソファは、立ち座りがしやすかったり、体に負担がかかりづらかったりと、日常的なメリットに加え、長持ちしやすいという長期的な視点でも魅力があります。
ぜひこの記事を参考にしつつ、ご自身のライフスタイルや体の状態に合った座り心地のソファを見つけてくださいね。
ジアスのオリジナルソファ「TILO」は、硬さと柔らかさのバランスが取れたソファとしておすすめです。
ショールームでは、実際に「TILO」の座り心地や質感をお試しいただけますので、ぜひお気軽にお越しください。