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和室にカーテンをつけるメリットや選び方のポイント

和室にカーテンをつけるメリットや選び方のポイント

みなさんのご家庭に和室はありますか?
最近では和室のない家も多いようですが、和室ならではの畳のイグサの香りは落ち着きますよね。
和室には障子をつけるご家庭も多いと思いますが、実はお手入れのしやすさや豊富なデザインが選べるという点などからカーテンも人気なんです。
落ち着く空間をさらに快適に。窓回りにもこだわってみませんか?

今回は和室にカーテンをつけるメリットや、和室に合うカーテンをご紹介していきます。

目次
  1. 01|和室にカーテンをつけるメリット
    1. ①お手入れが簡単で実用性が高い
    2. ②遮光カーテンで畳の日焼け対策&プライバシーも守れる
      1. ・畳の日焼け防止
      2. ・プライバシー面も安心
    3. ③豊富なデザイン
  2. 02|和室にカーテンをつける際の注意点
  3. 03|和室におすすめのカーテンとは?選び方のポイント
    1. 【カラー】和室になじむナチュラルカラーやアースカラー
    2. 【柄】シンプルな無地調や和室のインテリアとリンクする柄を選ぶ
    3. 【生地】リネンなどの自然素材を取り入れる
  4. 04|目的別!和室につけるウィンドウトリートメントの選び方
    1. ・シェード
    2. ・プリーツスクリーン
    3. ・ブラインド
    4. ・ロールスクリーン
  5. 05|和室におすすめのカーテンはこちら
    1. ①自然素材を使用したウォッシャブルリネンは相性◎
    2. ②和の空間を引き立てるナチュラルカラーやアースカラー
    3. ③和室にモダンな雰囲気をプラス
  6. 06|カーテンを取り入れて快適な和室に

和室にカーテンをつけるメリット

和室と言えば障子を想像される方も多いと思います。
もちろん障子は和室にはぴったりですが、お手入れや劣化の面では少し手間がかかることも...
あまりイメージがないかもしれませんが、お手入れが簡単でデザインが豊富なカーテンは和室にもよく合います。
和室の用途や空間に合わせて、選ぶ際の参考にしてくださいね。

①お手入れが簡単で実用性が高い

カーテン

カーテンであれば障子のように張り替えの必要がありません。

障子は、和紙の透け感や古き良きあたたかみがあって素敵ですが、破れやすかったり、普段のお手入れに手間がかかったりと、大変な面も多いです。
小さいお子さんやペットを飼っているご家庭では、障子を張り替えてもすぐに穴を開けられてしまうこともありますよね…

しかし、カーテンなら穴を開けられる心配もないし、汚れたらお洗濯して清潔に保てるカーテンも多いです。


②遮光カーテンで畳の日焼け対策&プライバシーも守れる

和室

・畳の日焼け防止

遮光機能を始め、UVカットや保温などの機能を選べるのはカーテンの魅力です。

カーテンだと、外からの光を調節しやすくなります。
障子は和紙が光を拡散させて部屋を均一に明るくしてくれる半面、直射日光が当たるお部屋であれば、まぶしすぎたり、畳の色褪せが気になることもあるのではないでしょうか。

朝日や西日がきつい場合や、和室を寝室にしている場合には、障子ではなくカーテンがおすすめです。遮光カーテンやUVカットカーテンを選ぶことで、紫外線による畳の日焼けやまぶしさを軽減できます。


・プライバシー面も安心

また、プライバシー面においてもカーテンのほうが安心です。外からの視線が気になる道路沿いの和室である場合、障子では夜に外から室内の様子が見えてしまうことも。
しかし、遮光性の高いカーテンをつけることで、人影が映るリスクを抑え、防犯対策にもなります。

紫外線対策、プライバシーを気にせずに過ごしたい方は、和室にはカーテンを取り入れるとよいでしょう。


③豊富なデザイン

カーテンの生地サンプルが並んでいる

カーテンは生地の質感や素材、色、柄がとても豊富ですので、選ぶ楽しみもカーテンの魅力の一つです。

和室に障子でスッキリと「和」の空間に仕上げるのも素敵ですが、
和室にカーテンで家全体の「調和」をとるのもインテリアのバランスがとれて素敵だと思いませんか?

特に、最近はリビング続きの畳スペースが多くなっているので、障子では和の要素が強く、空間が上手にまとまらないことも…
そんな時、カーテンであれば洋室と和室のバランスを取ってくれるので、空間に統一感が生まれます。


和室にカーテンをつける際の注意点

障子

カーテンを和室につける際のデメリットはほとんどないのですが、もともと障子のある和室の場合はカーテンレールを取り付ける必要があります。

カーテンレールの取り付けは、下地を確認し、ブラケットを取り付け、レールを取り付ける、3つの手順で行うことができます。
作業としては比較的簡単なためご自身で取り付けることも可能ですが、取付位置や窓のサイズに適したサイズのレースを取り付けることが大切です。
作業に不安を感じる場合は業者に依頼することをおすすめします。

ジアスであれば、経験豊富なプロがカーテンレールの取付位置の確認、干渉の考慮、カーテンの採寸まで一括してご対応可能ですので、お取付けの際はご相談くださいませ。


和室におすすめのカーテンとは?選び方のポイント

和室にカーテンをつけるメリットを説明してきましたが、実際にどのようなカーテンが合うのかお悩みの方もいるかもしれません。
そこで、和室に合うカーテンの色や柄、生地についても説明していきます。

【カラー】和室になじむナチュラルカラーやアースカラー

グリーンのカーテン

和の空間を引き立てるなら、和室の素材と同系色であるグリーンやベージュ系、ブラウンなどのアースカラー・ナチュラルカラーを選ぶと、畳の色とも合いやすく、和室の雰囲気になじみやすいでしょう。

グリーンやベージュ系のカラーには、ナチュラルな安心感や、緊張を解きほぐして心をリラックスさせてくれる効果があるといわれています。居心地のよい空間にするため、色の持つ効果も意識して選ぶと良いでしょう。

また、和室とは合わないと思われがちなピンクやオレンジ、パープルなどの色味でも、鮮やかすぎない色を選んでいただければ問題ありません。

モノトーンの色味のカーテンにすることで、和モダンな空間を作ることもできますし、深みのある赤を使用すると旅館でもよく見かけるレトロな重厚感を演出したりすることもできますね。

和室とはいえ、子供部屋の和室、寝室としての和室、リビングの一角としての畳など、用途は様々だと思いますので、お部屋の用途に合わせてお選び頂くと良いでしょうか。

▶併せて読みたいコラム
 色でお部屋の印象が決まる?カーテンの色の選び方をご紹介


【柄】シンプルな無地調や和室のインテリアとリンクする柄を選ぶ

生地

無地調のタイプが和室には合わせやすく、シンプルでおすすめです。

さりげないテクスチャー感を感じる模様が入っていたり、色糸を複数使用して織られているものを選ぶと、空間や見た目に奥行きが感じられます。

はっきりとした柄を取り入れてみたい!という方は、和室にある他のインテリアとリンクした柄を選ぶのも良いかもしれません。掛け軸に描いてあるススキなどが連想される柄をカーテンで取り入れれば、素敵な世界観のある和室がコーディネートできそうです。


【生地】リネンなどの自然素材を取り入れる

リネンの生地

和室の多くは、木・竹・畳・和紙などの自然素材で構成されていますので、自然素材のカーテンだと全体の雰囲気が統一されて合わせやすいでしょう。

特に
・ナチュラルなリネン素材
・やさしい風合いのコットン素材
のカーテンであれば、和室の雰囲気によくなじみ、落ち着いた雰囲気になります。

自然素材を使用したカーテンならではの温もりや、木漏れ日のように透ける光が、心を落ち着かせる効果をもたらしてくれているのかもしれませんね。

▶併せて読みたいコラム
 リネンカーテンの特徴とは?リネンカーテンの魅力やお手入れ方法について解説


目的別!和室につけるウィンドウトリートメントの選び方

ブラインド、プリーツスクリーン

和室には、障子やカーテン以外にも、シェードやプリーツスクリーン、ロールスクリーン等、様々なウィンドウトリートメントをつけるケースがあります。
窓の大きさや使用用途、空間のイメージに合わせて選んでみてください。

・シェード

シェード

小窓や腰窓にはすっきりとしたシェードがおすすめ。
カーテン同様に遮光などの機能性や豊富なデザイン性が魅力です。

カーテンのあたたかみややわらかさは残しつつ、生地を下ろしたときはすっきりとしたフラットな平面になるので、生地のデザインをより活かしやすいスタイルです。
ウォッシャブルの生地であれば洗濯して簡単に取り付けられるので、簡単にお手入れできるのも嬉しいポイントです。

掃き出し窓をカーテンにする場合は、小窓や腰窓はシェードにしてすっきりかつ統一感のある和室にしてみてはいかがでしょうか。

 

・プリーツスクリーン

和紙のような風合いを持つ不織布のプリーツスクリーンは和室に最適です。

ジャバラ状の生地を折りたたむように上下に開閉して使用します。
カーテンのレースとドレープのように調整できるツインスタイルにすると、障子よりも光の調整がしやすいですね。

プリーツスクリーンの説明

(参考:TOSO

和紙のような程よい透け感と生地の立体感が特徴的で、和室に人気の商品です。
和室の窓にはもちろん、リビング続きの和室との間仕切りとしても使用するのもおすすめです。

 

ブラインド

木製ブラインド

ブラインドは選ぶ色や素材によって、和室にもよく合います。

洋風なイメージもありますが、落ち着いた色味や木製・竹製など自然素材タイプのものを選ぶと、落ち着いた和室の雰囲気になじみやすいでしょう。

ブラインドは羽の向きを調整して光の量を簡単にコントロールできるのも魅力です。


ロールスクリーン

ロールスクリーン

ロールスクリーンはお部屋をすっきり見せたい場合や間仕切りに最適です。

ロールスクリーンは布を上下に昇降させて、光を調節することができます。
一般的な無地生地のシンプルなタイプから竹すだれなどの天然素材など、用途や空間のイメージに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

上げ下げもしやすいのでリビング続きの和室との間仕切りにも使いやすいですよ。


和室におすすめのカーテンはこちら

①自然素材を使用したウォッシャブルリネンは相性◎

カーテンのある部屋

JE9340(ナチュラル)
(コーディネート画像(使用例)|ドレープ生地:JE9340 レース生地:JE9341)

お家でお洗濯できるウォッシャブルリネンシリーズ。
天然繊維特有の収縮を抑えた新素材を使用した無地のドレープカーテンです。
シワ加工を施した軽やかな素材感で光をやさしく取り込んでくれます。

麻を13%使用しており、あえて染色をせず、自然ならではの風合いを活かしたエコファブリックですので、「和」の空間にもしっくり馴染みます。
畳や木材など自然素材が多く使われる和室には、麻などの天然繊維もよく合いますよ。


②和の空間を引き立てるナチュラルカラーやアースカラー

カーテンのある部屋

Eco de Happiness | JE9426-9429
(コーディネート画像(使用例)|カーテン:JE9428 シェード:JE9426)

リネンライクな素材感が漂う無地の遮光ドレープカーテン。
さり気ない杢糸のミックス感とドライな質感がさらりとしたナチュラルムードを高めてくれます。

和室の素材と同系色であるグリーンやベージュ系、ブラウンなどは、畳の色ともよくマッチしてくれます。やさしいグレイッシュカラーの配色が穏やかな時間を運んでくれます。
JE9426-9429は、遮光機能もついているので、日当たりが良すぎる場合や、和室を寝室として使用している場合にもおすすめな商品です。


③和室にモダンな雰囲気もプラス

カーテンのある部屋

Eco de Happiness | JE9398-9399
(コーディネート画像(使用例)|カーテン:JE9399 タッセル:JO631)

さらりとしたタテ流れ柄を表現したジャガード織の遮光カーテン。
二重織ならではのふくれの表情が、ふっくらとした立体感をもたらします。
ドライな質感とグレイッシュカラーが洗練された印象で、様々なシーンでコーディネートしやすい商品です。

モダンな雰囲気の和室にしたい場合は、カーテンの色や柄で取り入れるとぐっとイメージする空間に近づけます。
こちらも遮光の生地なので、日当たりの良すぎるお部屋や寝室にもおすすめです。


カーテンを取り入れて快適な和室に

リビングと座敷

少し前まで和室には障子がついていることが多く、「和室にカーテン?」と違和感があったかもしれません。
しかし、実用性や機能性、デザイン性の観点から和室にカーテンをつけるメリットを感じて頂けたのではないでしょうか。

豊富なデザインの中から理想の空間をイメージしながら選ぶのも楽しいですよね。
カーテンで和室をさらに快適に、リラックスできる空間にしてみてください。

ジアスでは、専門アドバイザーが皆様の要望に合わせて和室のご提案はもちろん、その他のお部屋のトータルコーディネートのご提案もさせて頂きます。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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