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トレヴィーゾ便り #10「ミラノのおすすめ穴場スポット~見る・食べる・買う~」

トレヴィーゾ便り #10「ミラノのおすすめ穴場スポット~見る・食べる・買う~」

こんにちは、トレヴィーゾ在住のミナミです。

秋風が心地よい季節となりました。こんな時期は、お出かけにぴったりですよね。
今回は、私が10年間暮らしたミラノで見つけた、とっておきの「穴場スポット」をご紹介します。
「見る」「食べる」「買う」の3つのカテゴリーに分けて、地元の人が通う場所や散歩しながら楽しめるスポット、体験も一緒にお届けします。
ガイドブックには載っていないミラノのディープな魅力をぜひご覧ください。

 

1.Vedere ヴェデーレ 見る

早朝の Duomo(ドゥオーモ)|ミラノ大聖堂

ミラノのシンボルであるドゥオーモは、正式名称を 「Duomo di Milano(ミラノ大聖堂)」 といいます。
1386年に着工し、完成までに500年以上かかった、ゴシック建築の最高傑作のひとつです。

日中は多くの観光客で賑わいますが、早朝に訪れるのがおすすめです。
朝日がドゥオーモを照らす光景は息をのむほど美しく、荘厳な雰囲気に。
少し早起きして、特別なドゥオーモを体験してみてください。


La terrazza del Duomo(ラ テラッア デル ドォーモ)|ミラノ大聖堂の屋上

ドゥオーモの屋上からは、ミラノの街並みを一望できます。
数えきれないほどの美しい尖塔や、精巧な彫刻を間近で見られるのも、貴重な体験です。
ゆっくりと景色や写真撮影を楽しみたいなら、人が少ない早朝や夕方が狙いどき。
屋上へは、ドォーモに向かって左奥にある入り口からエレベーターまたは階段で登ることができます。

事前にオンライン予約をしておくとスムーズです。

公式サイト: https://www.duomomilano.it/


一度は見ておきたい Tram(トラム)

ミラネーゼ(ミラノ市民)の足として親しまれているのが、レトロな木製の車体が特徴的なトラム。
車内のベンチも木造であたたかみがあり、まるで映画のセットに入り込んだような気分を味わえます。

窓の外をゆっくりと流れるミラノの街並みは、歩いている時とはまた違った景色を見せてくれます。
トラムに揺られながら、地元の人々の暮らしに触れてみてはいかがでしょうか。 


豆知識|トラムの乗り方とチケット情報 in Milano

ミラノのトラムは、街並みをゆっくり眺めながら移動できる、便利な交通手段です。
乗り方はシンプルですが、乗車前にいくつかポイントを押さえておきましょう。

①チケットの購入
乗車前に、 ATMチケット1回券(90分有効、約2ユーロ) を用意します。
チケットは 停留所近くの自動券売機、TABACCHI タバッキ(タバコ屋)、またはATM公式アプリ で購入できます。

1回券のほかに観光客におすすめなのは、1日券、回数券、3日乗り放題券などです。 

 

②乗車と下車
停留所に着いたら、乗車するトラムの番号と行き先を確認し、前方または中央のドアから乗車します。
乗車後、車内にある赤い機械にチケットをかざすか差し込めば打刻されます。

この打刻を忘れると、たとえチケットを持っていても無賃乗車と見なされ、罰金の対象となるので注意。

座席が空いていれば座り、混雑時はつり革につかまりましょう。
乗車中は停留所のアナウンスや表示板で、降りる駅を確認します。
90分以内であれば途中下車や他の路線に乗り換えも可能です。

下車する場合は降車ボタン を押し、後方または中央のドアから降ります。

 

③楽しみ方
トラムは、地元の人々の活気ある日常を垣間見ることができる場所です。
車内では、携帯で話したりおしゃべりしたりと、人々は思い思いに過ごしています。

トラムで揺れながらミラネーゼたちのイタリア語を聞いたり、景色を見ながらの観光がおすすめです。

私のイチオシの路線は、33番線です。
流行のイゾラ地区からガルバルディを通り、ポルタ・ヴェネツィアへ向かうこの路線は、ミラノの「昔」と「今」の両方の魅力を感じられます。
ガイドブックには載っていない、リアルなミラノの風景に出会えるでしょう。


GIORGIO ARMANI(ジョルジオ・アルマーニ)の巨大広告に時代を感じる|ガルバルディ通り

CORSO GALIBARDI(ガルバルディ通り)には、イタリアを代表するファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニの巨大広告があります。
この広告は、見るたびにその時代の空気を感じさせてくれる、まさにアート。
ファッションの中心地ミラノらしい光景です。


Fondazione Prada(フォンダツィオーネ・プラダ)|プラダ財団

2020年に元蒸留所を改装してオープンした、プラダ財団が手掛ける現代アート施設です。
金色のミニマルな外観がとても印象的。
施設内には、アーティストのCarsten Hollero(カルステン・ヘラー)が手掛けた、天井から吊り下げられた回転するキノコのアート作品があり、フォトスポットとして人気を集めています。

地下鉄M3線のLodi T.I.B.B.駅から徒歩約10分。
当日チケットもありますが、事前にオンラインで予約しておくとスムーズに入場できます。

隣接するカフェでゆっくりランチやコーヒーを楽しむのもおすすめです。

公式サイト: https://www.fondazioneprada.org


ArmaniSilos(アルマーニ シロス)|アルマーニ・ミュージアム


ナヴィリオ地区にある、ファッションとアートが融合した、ジョルジオ・アルマーニの世界観を堪能できる美術館です。
常設展では、アルマーニがこれまでに発表した歴代のコレクションを展示。
特別展では、世界で注目されているアーティストの作品が紹介されます。
シンプルでモダンな建築空間そのものが、ブランドの哲学を物語っています。

公式サイト: https://www.armanisilos.com


Rossana Orlandi(ロッサーナ・オランディ)

世界的に有名なデザインギャラリーです。
新進気鋭のデザイナーによる家具や雑貨が並び、その創造的な空間は訪れる人の感性を刺激することでしょう。
美しいディスプレイやユニークなプロダクトは、まるでアート作品のよう。

ギャラリー内にカフェやショップも併設されており、ゆっくりと時間を過ごすことができます。

公式サイト: https://www.rossanaorlandi.com/


Bosco Verticale(ボスコ・ヴェルティカーレ)|垂直の森 

2014年に完成した、建築家ステファノ・ボエリ(Stefano Boeri)が手掛けた「垂直の森」と呼ばれる高層住宅です。

建物全体にたくさんの木々が植えられており、都市の中に自然を取り入れた革新的な建築として、今やミラノを象徴する存在になっています。
モダンな建物と豊かな緑が融合した姿は圧巻で、写真映えも抜群。

ちなみに約80㎡の2LDKで、なんと販売価格は日本円で約2億円。
毎月の管理費、共益費で約25万円とのことです。 

周辺にはおしゃれなカフェや散策にぴったりの小道があり、景色を楽しみながらゆっくり過ごすのもおすすめです。


近くには、都市開発に反対し残った集合住宅があり、壁一面に描かれたアートも見る価値があります。

 

2. Mangiare マンジェーレ 食べる

Égalité(エガリテ)|朝食やブランチにおすすめ

ポルタ・ヴェネツィア地区にある、フランス風のベーカリー&ビストロ。
大きな窓から光が差し込む店内は、バーカウンターや木製の棚、1950年代風のタイルが使われ、シンプルであたたかみのある雰囲気です。

店内にはパン工場が併設されており、焼きたてのパンを目の前で見ることができます。

パンやクロワッサン、タルト、エクレアなどのペイストリーが豊富に並び、毎日変わる「パン・ドゥ・ジュール(本日のパン)」も人気です。
ショーケースに並んだ美しいパンやスイーツは、見ているだけでも幸せな気分になります。

住所: Via Melzo, 22, 20129 Milano MI, Italy


The Dome Milano(ザ・ドーム ミラノ)|大聖堂を眺めながらひと息


ドゥオーモ広場に面した、絶好のロケーションにあるカフェ&レストラン。
大きな窓からはドゥオーモが目の前に広がり、特に人気のテラス席では、その壮大な姿を眺めながら優雅な時間を過ごせます。
朝食からランチ、アペリティーボ、ディナーまで幅広く利用でき、彩り豊かなスイーツやカクテルも魅力です。

ショッピングや観光に疲れたら、モダンで洗練された空間で、ドゥオーモを眺めながらひと息ついてみては。

 住所: Via Giuseppe Mazzini 2, Milano


Non Solo Lesso(ノン・ソロ・レッソ)|ノスタルジックな気分に


Corso Buenos Aires (ブエノスアイレス通り)から少し入った路地裏にある、地元の人に愛されるトラットリアです。
店内は素朴であたたかみのある雰囲気。昔の珍しいワインボトルが素敵にディスプレイされており、写真映えもします。

おすすめは、ボリュームたっぷりの牛肉の細切れステーキ。
パンに赤ワイン、サラダが付いて29ユーロ(約5,000円)です。

メニューも豊富なので、お好みのイタリア料理をぜひお楽しみください。

公式サイト: http://www.nonsololesso.it/

 

3. AQUISTI アクイスティ お買い物

Milano Icons(ミラノ・アイコンズ)|ミラノのお土産ならおまかせ

ミラノをテーマにしたデザイン雑貨やファッションアイテムを扱うセレクトショップです。
地元デザイナーの個性的なアイテムが並び、ほかにはないユニークな小物やアクセサリーがきっと見つかるはず。
ミラノならではのお土産探しにぴったりの場所です。

公式サイト: https://www.milanicons.com/


Live in Vintage(リブ・イン・ヴィンテージ)|センスの光るヴィンテージショップ

ISOLA(イゾラ地区)に15年以上前から店を構える、小さなヴィンテージショップ。
火曜日と日曜日が定休日です。
1950年代から2000年代までの、幅広い年代のヴィンテージアイテムが豊富に揃っています。

オーナーのマルチェッラさんと娘のチチリアさんが、言葉が通じなくても、その人に似合うアイテムを必ず見つけてくれます。
地元の人々に愛される、あたたかい雰囲気のお店で、あなただけの特別な一着を探してみてはいかがでしょうか。

公式サイト: https://liveinvintagemilano.com/


CITTA DEL SOLE (チッタデルソーレ)|知育雑貨をお探しのあなたに 

ミラノ市内にいくつか店舗を持つ、教育やアートに関心の高いママたちに人気のおもちゃ・雑貨店です。
0歳から大人まで楽しめる、おしゃれで教育的なおもちゃや雑貨、絵本などが所狭しと並び、見ているだけでワクワクしちゃいます。

イタリアらしいカラフルなアイテムが豊富で、気の利いたお土産やプレゼントを探すのにぴったり。

公式サイト: https://www.cittadelsole.it/


Mercato di Navigli(メルカート ディ ナヴィリ)|ナヴィリ運河沿いのフリーマーケット

晴れた日には、運河を散歩しながら、約400もの露店を見て回るのがおすすめ。
アンティークの家具や衣料品、雑貨、レコード、アート作品など、幅広いアイテムが見つかります。
小さなアンティークパーツを持ち帰って、オリジナルの家具や小物を作るのも素敵ですね。

  • 開催日:毎月最終日曜日(7月を除く)

  • 時間:朝 9:00 〜 18:00 

  • 場所:ナヴィリオ・グランデ(Naviglio Grande)運河沿い、Viale Gorizia から Via Valenza までの区間(およそ 2km)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ガイドブックには載っていない、地元の人々に愛されるミラノの「穴場スポット」をご紹介しました。
もしミラノを訪れる機会があれば、ぜひこれらの場所を巡って、あなただけの特別な思い出を作ってくださいね。

それではまた次回。

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