
窓辺で花粉対策!? 花粉キャッチカーテンをご紹介します
寒い寒い季節を越えて、ようやく少し朝のキーンとした冷え込みが落ち着いてきたように感じます。
もうすぐ春だなぁとうれしくなる反面、恐怖に怯えている方も多いのでは。
そうです。本格的な花粉症の季節がやってきます。
外出を控えて家の中にいても、くしゃみや鼻水が止まらない……
という方は、室内でできる花粉対策を忘れてしまっているのかも。
少しでも花粉症の季節を快適に過ごすために、しっかりと対策を行いましょう。
今回は、花粉が家の中に侵入する原因や、室内でできる花粉対策をご紹介します。
まだ飛散量の少ない今のうちに、ぜひ準備を始めてくださいね!
花粉はなぜ家の中に入るのか

花粉はいったいどこからおうちの中にやってくるのか、ご存知でしょうか?
実は、「窓」や「換気口」からの侵入が全体の約60%、次いで洗濯物などからが約40%を占めています。
ちなみに、外から帰ってきたときに服に付着している花粉は、侵入経路のうちわずか2%。
服を家の外でパンパンと払ったとしても、十分な対策とは言えません。
まずは、花粉の侵入や飛散を防ぐ方法を5つご紹介します。
室内でできる!花粉対策5選
室内でできる花粉対策としては、「花粉の侵入を防ぐ」「花粉の舞い上がりを防ぐ」の2つがカギになります。
①洗濯物は外に干さない

洗濯物は外に干さないのが、一番の花粉対策になります。
洗濯物を外から室内に取り込んだ時に侵入してくる花粉は、全体の約40%を占めています。
とはいえ、室内干しは外干しよりも洗濯物が乾きにくいのが心配ですよね。
洗濯用の乾燥機をお持ちでない場合は、サーキュレーターなど空気を循環してくれる家電をうまく活用してみましょう。
また、できるだけ窓際に干すようにし、窓ガラス越しでも日光に当てると良いでしょう。
どうしても外に干したい場合には、取り込む前に洗濯物に付着した花粉を念入りに落としましょう。
はたくと舞い上がってしまうので、掃除機や粘着テープで吸着するのがおすすめです。
②掃除方法を工夫する

家の中で掃除をするときにも工夫したいポイントがあります。
侵入してしまった花粉を効果的に除去していきましょう。
掃除中の換気はしない
掃除をする際に窓を開けて換気をすると、床に落ちていた花粉が舞い上がってしまいますので、掃除機でうまく吸い取ることができません。
掃除中は換気をせずに、終わってからにしましょう。
とはいえ、掃除機をかけるだけでも花粉は多少舞い上がります。
マスクを着用し、ほこりや花粉を含んだ空気を直接吸い込まないように注意しましょう。
拭き掃除をしてから掃除機をかける

手間はかかりますが、掃除機の前に拭き掃除をすることもおすすめです。
モップや濡らした雑巾で床に落ちている花粉を除去することで、掃除機の排気の威力で舞い上がるのを最小限に抑えることができます。
③服や髪の毛をパンパンとはたかない

外出先から家に帰ってきたときは、家の外で花粉を落としましょう。
その際に注意したいのが、「パンパン」とはたかないことです。
はたくと花粉が舞い上がってしまい、そのままドアを開けたときに室内に侵入してしまう恐れも。
花粉を落とす際には、ウェットシートや粘着タイプのクリーナーなどを使うのがおすすめです。
④空気清浄機や加湿器を活用する

最近では、空気清浄機に「花粉モード」を搭載している商品が増えてきました。
導入コストはかかりますが、手間をかけずに花粉を除去してくれる優れモノです。
加湿器も花粉対策に適しています。
のどや鼻の粘膜にある、花粉などの侵入を防ぐバリアは、乾燥によってはたらきが鈍くなってしまいます。
乾燥を防ぐことで、体内のバリア機能を保つことができるので、適切な湿度(40~60%程度)を保ちましょう。
また、加湿器は家の中に侵入してしまった花粉を飛散させない役割もあります。
花粉は水分を含むと床に落ちやすくなるので、掃除機やフローリングモップで取り除けば、効率的に除去することができます。
⑤窓辺から対策する
花粉が入り込む「窓」を完全にシャットアウトすることはなかなか難しいですよね。
とはいえ、窓の開け閉めは室内の換気のために必要です。
まったく換気をしないと、室内は湿気がたまり、カビが生えやすい環境に。
窓辺でできる対策を行い、できるだけ換気時の花粉の侵入を防ぎましょう。
換気は早朝や深夜に

換気をする場合は、日の出ていない早朝や深夜に行いましょう。
一般的に花粉は、正午前後と日没後に飛散量が増えるといわれています。
窓は全開にしない

窓を大きく開けることで一気に換気できますが、その分、花粉も大量に侵入することになりかねません。
窓を開けるときは、幅を10cm程度にとどめましょう。
エアコンや換気扇にフィルターを活用する
窓を開けなくても、外からの空気はエアコンや換気扇などから入ってきます。
外気が入り込むエアコンや換気扇の給気口に花粉専用のフィルターを設置しましょう。
ただし、お手入れを怠ってしまうと、花粉や汚れが目詰まりを起こしてしまいます。
エアコンや換気扇の運転に支障が出る恐れがありますので、こまめなお手入れが必要です。
カーテンで花粉対策!? 花粉キャッチレースカーテンとは

花粉の侵入経路として半分以上の割合を占めている「窓」。
実は、カーテンで花粉対策ができるのをご存知でしょうか?
レースカーテンをつけるだけでも、約40%の侵入を防止することができるといわれています。
レースカーテンの中でも、花粉キャッチに特化した「花粉キャッチレースカーテン」を詳しくご紹介していきます。
レースカーテンが花粉をキャッチする仕組みを解説

花粉キャッチレースカーテンとして有名なのが、帝国フロンティアが開発した「FCOT(エフコット)®」。
繊維にクリンプと呼ばれるちぢれがあるので、花粉やホコリをつかまえやすくしています。
一般的なカーテンに使用されているポリエステル素材に比べて、約2倍以上のキャッチ率があるのだとか。
キャッチした花粉は、洗濯することでキレイに除去できます。
繊維の構造そのものがフィルターの役割を果たしているので、繰り返し洗っても機能は継続します。
花粉キャッチレースカーテンの注意点
花粉をキャッチしてくれるうれしい機能がついたカーテン。
効果を最大限に引き出すためにも、押さえておきたいポイントがあります。
以下にご紹介する2つの点に注意しましょう。
①窓サイズに合うカーテンを選びましょう

花粉をしっかりキャッチさせるためにも、窓に合ったレースカーテンを選びましょう。
たとえば、丈が足りていないカーテンを使用すると、下の隙間から花粉が侵入してしまいます。
カーテンを購入する前に、窓サイズを採寸しておくことをおすすめします。
ジアスでは、各ショールームの対応可能地域にお住まいの場合、ご自宅の窓の採寸を行っています。
サイズ選びが心配……という方は、是非ご相談ください。
(対応いたしかねる地域もございます。対応可能地域の確認はお問合せください。)
②こまめにお洗濯をしましょう

花粉キャッチレースカーテンは、ちぢれのある繊維を使用して、花粉を生地にからみつかせています。
そのため、お手入れを怠ると繊維がつまり、花粉をキャッチする効果が低下してしまいます。
こまめにお洗濯をして、表面の花粉や汚れを洗い流し、清潔を心掛けましょう。
花粉キャッチはコーティングではなく、繊維や織り方を工夫しているので、お洗濯をしても機能が落ちることはありません。
安心して洗ってくださいね。
花粉症以外のアレルギーにも効果あり!

花粉キャッチレースカーテンは、花粉だけでなく、ほこりなどもキャッチします。
そのため、ハウスダストアレルギーをお持ちの方にもおすすめです。
小さなお子様と暮らしている方など、清潔さが気になる場面でも安心してお使いいただけますよ。
ジアスの花粉キャッチカーテンおすすめ3選
ジアスのオリジナルカーテンシリーズ「Eco de Happiness」では、花粉キャッチ効果のあるレースカーテンをご用意しています。
花粉キャッチ以外にもさまざまな機能性を有するレースカーテンばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
■なめらかな生地表面のJE9475

JE9475は織り目もほとんどなく、なめらかな生地表面でとってもシンプル。
無地でプレーンな表情は、どんなお部屋にもマッチします。
花粉キャッチ機能のほかに、UVカット、遮像、採光、遮熱、保温など…うれしい機能が盛りだくさん。
どんなレースカーテンにするか迷ったときは、JE9475がおすすめです。
さらにJE9475はヨコ使い生地のため、カーテンにジョイント(つなぎ目)ができません。
通常、幅の大きい窓の場合、カーテンを作る際に生地と生地をつなぎ合わせるため、つなぎ目ができてしまいます。
ヨコ使いのJE9475なら窓辺がすっきりと見え、お部屋がぐっと洗練された印象に。

■外からの視線をしっかりシャットアウト!JE9476

花粉もキャッチしつつ、外から室内が見えにくいレースがいい!という方へ、JE9476をご紹介します。
外が暗く、室内が明るいほど、室内が透けて見える恐れがあります。
ご紹介するJE9476は、夜間でも外から室内が見えにくい、高い遮像機能を有しています。
生地に使用されている「ウェーブロン®」という機能糸は、光を拡散・反射・屈折させる繊維構造になっています。
そのため、室内を明るくしつつ紫外線や外からの視線をカットするので、快適な暮らしをサポートしてくれます。
■JE9476と同じく高機能!JE9477

先述したJE9476と機能は同じで、生地の質感に違いのあるJE9477をご紹介します。
ボリュームのある糸の立体感と光沢糸のアクセントをもつJE9476に比べ、JE9477はすっきりとしたボーダー柄でさりげないデザイン性をプラス。
どんなお部屋にも、どんなドレープカーテンにも合わせやすいシンプルな生地です。
JE9476、JE9477どちらも暮らしを快適にする機能がついたレースカーテンです。
触り心地や見た目の好みに合わせてお選びください。
まとめ

花粉症の方はこれから数か月、つらい時期が続いてしまうかと思います。
「また今年もきてしまったか……」と毎年憂鬱になってしまう花粉シーズン。
おうちにいるときこそ穏やかに過ごせるよう、今回ご紹介した対策を試してみてくださいね。
ジアスのショールームでは、今回ご紹介した花粉キャッチレースカーテンを展示しています。
実際にご覧になりたい方は、ぜひショールームへ足をお運びください。