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カーテンのフック(ふさかけ)位置で決まる!窓辺を美しく見せる黄金比

カーテンのフック(ふさかけ)位置で決まる!窓辺を美しく見せる黄金比

せっかくお気に入りのカーテンを選んだのなら、「フック(ふさかけ)」の位置にもこだわりたいですよね。
ここでいうフックとは、カーテンを束ねるタッセルを壁側に引っかけて留めるための部品のこと。

いざ取り付けようとすると「どの高さがいちばんキレイに見えるの?」と迷ってしまう方も多いはず。
フックを設置するとき、壁に穴を開けるからこそ、失敗はしたくないですよね。

今回は、インテリアのプロも実践する「黄金比」を用いた、失敗しない位置決めのコツをわかりやすくご紹介します。


目次
  1. 01|窓辺を美しく見せるフックのベストバランス
    1. 美しさのキホン「黄金比」を取り入れて
    2. 迷ったら裾から3分の1に合わせる
  2. 02|窓の種類によって高さは変わる?
    1. 掃き出し窓は「黄金比」で優雅に
    2. 腰高窓は「白銀比」で軽やかに
  3. 03|タッセルの種類ごとの注意点は?
    1. 「舟形タッセル」は, たわみを計算に
    2. 「装飾タッセル」は, 飾りを中心に
  4. 04|取り付けで失敗しないための手順は?
    1. マスキングテープで仮留めをする
    2. 実際に束ねてバランスを確認する
    3. 壁の下地がある場所を特定する
  5. 05|賃貸で穴を開けられないときは?
    1. 貼るだけ簡単!「粘着タイプ」の活用
    2. マグネットタッセルで代用する
  6. 06|まとめ

窓辺を美しく見せるフックのベストバランス

カーテンを束ねるタッセルを掛けるフックを、インテリアの世界では「ふさかけ」と呼びます。
この小さなパーツの取り付け位置にこだわるだけで、窓辺を美しく見せることができます。

「どこに付ければ一番キレイに見えるの?」という疑問に応える、ベストなバランスを見ていきましょう。


美しさのキホン「黄金比」を取り入れて

リビングのカーテンに、黄金比(1:1.618)に基づいたタッセル用フックの推奨取り付け位置を示す垂直線とオレンジ色の円形アイコンが重なったイメージ画像。

歴史的な建築物や芸術作品にも多く取り入れられている「黄金比(1:1.618)」は、視覚的な安定感を生む理想のバランスです。
この比率を、フックの取り付け位置にも応用してみましょう。

具体的には、カーテン全体の長さに対して、裾から約38%(4割ほど)の位置にタッセルがくるように設置します。
この位置にフックを取り付けることで、窓辺の重心がほどよく下がり、天井がスッと高く見える視覚効果が生まれます。


迷ったら裾から3分の1に合わせる

リビングのカーテンに、裾から3分の1の高さを目安にするフック位置のガイド。カーテン全体を垂直に3等分するラインと、下から1つ目の区切りを示すオレンジ色の円形アイコンが表示されている。

もし黄金比の計算が難しく感じるときは、よりシンプルな「カーテンの裾から3分の1」というルールを基準にしてみるのもおすすめです。
これはカーテンの丈を3等分し、下から1つめの区切りの高さに合わせてフックを設置する方法です。

たとえば、カーテンの丈が200cmであれば、床から約66cmの高さが目安となります。
この位置は、大人が立ったまま自然に手を伸ばしやすい高さでもあるため、カーテンの開け閉めがとてもスムーズに行えます。
デザインの美しさと日常の使い心地、その両方を軽やかに叶えてくれる、まさに王道のポジションといえるでしょう。


窓の種類によって高さは変わる?

床まで届く大きな「掃き出し窓」と、壁の中ほどにある「腰窓」では、美しく見えるフックのバランスも少しずつ異なります。
それぞれの窓の個性を活かし、お部屋をよりステキに演出するためのヒントをご紹介します。


掃き出し窓は「黄金比」で優雅に

掃き出し窓は黄金比がおすすめ。丈が200cmのカーテンは床から約76cmの高さにフックをつける目安を示したカーテンのイラスト

リビングの主役ともいえる、床まで続く大きな「掃き出し窓」。
カーテンの面積が広いため、お部屋の印象を決めるフックの取り付け位置のバランスが重要になります。

掃除や出入りで開閉の多い大きな窓には、やはり黄金比を取り入れるのがいちばんの近道。

たとえば丈が200cmのカーテンなら、床から約76cmの高さが目安になります。
(計算式:カーテンの総丈 ÷ 2.618)


腰高窓は「白銀比」で軽やかに

腰高窓は白銀比がおすすめ。丈が130cmのカーテンは床から約54cmの高さにフックをつける目安を示したカーテンのイラスト

一方、寝室や個室によく見られる「腰高窓」は、掃き出し窓に比べて丈が短いため、少し違った計算式を活用してみましょう。
短いカーテンに黄金比を当てはめると、位置が低すぎて窮屈に感じてしまうことがあるからです。

そこでおすすめしたいのが、法隆寺の五重塔などにも使われ、日本人に古くから親しまれている「白銀比(1:1.414)」です。

たとえば、丈が130cmのカーテンなら、裾から約54cmほどの高さが目安です。
(計算式:カーテンの総丈 ÷ 2.414)

この比率を意識することで、丈の短いカーテンでも圧迫感が出ず、すっきりと軽やかな印象の窓辺が完成します。


タッセルの種類ごとの注意点は?

タッセルの種類によって、カーテンを束ねたときのシルエットは若干変わります。
「せっかくバランスを計算したのに、実際にタッセルをかけたらイメージと違う……」なんてことにならないよう、仕上げの微調整のコツをお伝えします。

基本のバランス(黄金比や白銀比)をベースにしつつ、お手持ちのタッセルに合わせて数センチ動かすだけで、ぐっと洗練された仕上がりになりますよ。


「舟形タッセル」は、たわみを計算に

カーテンフックにタッセルを掛けた実例。フックの固定位置よりも、タッセルで束ねられたカーテンの中央部が少し下がることを矢印で示している。

カーテンと同じ生地で作られた、ボートのような形の定番タイプ「舟形タッセル」。
フックに掛けると、少し下側にたわむ特徴があります。

そのため、計算で出した位置にそのままフックを付けると、実際に束ねたときにタッセルの底が少し下がって見えることも。
舟形タッセルを使う場合は、そのたわみ分を見越して、計算上の位置よりも2〜3cmほど高めにフックを設置してみましょう。


「装飾タッセル」は、飾りを中心に

房付きのカーテンタッセルと、フックの取付位置を検討する手元のアップ。

豪華なフリンジやロープがついた「装飾タッセル」は、窓辺を華やかに彩る主役級のアイテムです。
こうした重みのあるタッセルを使うときは、フックの位置そのものよりも、いちばん見せたい飾りがどこに来るかを基準にするのがポイントです。

まずは飾りの房が黄金比のライン(または下から1/3のライン)に来る位置に手で持ち、そこからロープをピンと張った先に目印をつけて、フックを取り付けます。

大切なのは、タッセルを掛けたときの全体のシルエットで考えること.
このひと手間で、窓辺のアクセントとしてのタッセルが美しく引き立ちます。


取り付けで失敗しないための手順は?

いよいよ、計算で見つけ出した、窓辺にぴったりのバランスでフックを取り付けるステップです。

一度ネジで固定すると、壁に小さな跡が残るもの。
「ここに決めてよかった!」と心から納得できるよう、失敗しないための手順をご紹介します。


マスキングテープで仮留めをする

はじめからネジを締めるのではなく、まずはマスキングテープを使って、フックを仮留めしてみましょう。
このとき、一般的なセロハンテープやガムテープでは粘着力が強く、剥がすときに壁紙を一緒に剥がしてしまうことがあるため、避けておくのがベター。
幅の広いテープを使えば、タッセルの重みもしっかり支えてくれます。
このように仮留めをしてお試しができれば、壁を傷つけることなく、ミリ単位の調整ができるようになりますよ。


実際に束ねてバランスを確認する

仮留めでつけたタッセルとカーテン

仮留めができたら、実際にカーテンを束ねて、2〜3メートルほど離れた場所から窓全体を眺めてみましょう。
少し距離を置くことで、空間全体を含めたバランスがよりはッキリと見えてきます。

あわせて、毎日心地よく使えるかもチェックしたいポイント。
カーテンを開けるとき、私たちの手は無意識に決まった高さへと伸びるものです。
自然にスッと手が届く高さであれば、毎日カーテンを開けるひとときがぐっと楽になります。
ご家族みんなが使いやすい、ベストな定番位置を見つけてくださいね。


壁の下地がある場所を特定する

フックを付けるために壁の下地があるかノックで確認している画像と市販の下地探しと壁の画像

位置が決まったら、最後は土台の確認です。
フックをしっかり固定するために、壁の裏側に下地(木製の柱など)がある場所を選びましょう。

壁を軽くノックして、コンコンと密度の高い音がする場所が、下地があるというサインです。
市販の「下地探し」という便利な道具を使えば、より確実に見つけることができますよ。


賃貸で穴を開けられないときは?

「ベストな位置は見つかったけれど、賃貸だから壁に穴は開けられない……」
「新築の壁にキズをつけるのは勇気がいる」

という方もいらっしゃいますよね。

でも、大丈夫です。
最近は壁を傷つけずに、理想の高さでカーテンをまとめられる便利なアイテムや工夫があります。


貼るだけ簡単!「粘着タイプ」の活用

最も手軽なのが、裏面がテープになっている「粘着タイプ」のフックです。
ネジを使わずペタッと貼るだけで設置できるので、DIYに慣れていない方でも安心です。

最近では、きれいにはがせるタイプの強力粘着フックも増えています。
取り付ける前に、壁の汚れをサッと拭き取っておくのが、しっかり固定させるコツ。


マグネットタッセルで代用する

「賃貸だから、壁に跡を残したくない」「窓まわりをとにかくスッキリさせたい」
という方には、磁石の力でカーテンを挟み込む「マグネットタッセル」という選択肢もあります。
これなら壁にフックを設置する必要がなく、窓辺を傷つける心配もありません。

マグネットタッセルの魅力は、留める高さをミリ単位で自由に変えられること。
ここでも、これまでに学んだ「黄金比」や「白銀比」の知識が役に立ちます。

「今日は日差しをたっぷり入れたいから、黄金比の位置で軽やかに」
「夜は少し位置を下げて、落ち着いたドレープを楽しもう」

といった使い分けも思いのままです。
デザインも木製やビジュー付きなど華やかなものが多く、お好みのバランスで留めるだけで、窓辺の完成度がぐっと高まります。


まとめ

カーテンのあるリビング

いかがでしたでしょうか。

カーテンのフック(ふさかけ)は、インテリアアイテムの中でも小さなパーツかもしれません。
でも、今回ご紹介した「黄金比」や窓の形に合わせたバランスを取り入れるだけで、いつもの窓辺を心地よい空間へと変えることができるはず。

「自分ひとりで取り付けるのはやっぱり不安……」「プロの視点でいちばんキレイな位置に決めてほしい」という方は、ぜひジアスにお任せください。

ジアスでは、カーテンレールの取り付けはもちろん、フック(ふさかけ)の位置まで妥協しない、窓装飾専門の職人が施工を担当します。
こだわり抜いて選んだ大切なカーテンだからこそ、その美しさを最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。

理想の窓辺づくりへの第一歩。まずはお気軽にご相談くださいませ。



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