カーテンの洗濯後の干し方は?シワなくキレイに仕上げるコツをご紹介
カーテンを洗濯したいけれど、「大きくて重い生地をどこにどうやって干せばいいの?」と悩んで、ついつい後回しにしている方も多いのではないでしょうか。
「ベランダに広げるスペースなんてないし……」「もしシワだらけになったら台無しだし……」と思うと、なかなか踏み切れないですよね。
でも、ご安心ください。
実はカーテンの干し方は、私たちが思っているよりもずっとシンプル。
特別なスペースを用意しなくても、「いつものカーテンレール」に戻すだけで、キレイに乾かすことができるんです。
今回は、カーテンのお手入れに慣れていない方でも失敗しない、シワを防いで美しく仕上げるためのコツをご紹介します。
これを読めば、「これなら私にもできそう!」と、次のお洗濯がきっと楽しみになりますよ。
この記事でわかること
- 専用スペースがなくても「カーテンレール」でキレイに干す方法
- 洗濯機の脱水時間や、干すときの簡単な「ひと手間」
- 生乾き臭やカビを防いで、スピーディーに乾かす5つのコツ
- 生地を傷めないための正しいお手入れ知識
カーテンの洗濯後に適した干し方は?
洗濯を終えたあとのカーテンをどこに干すかは、仕上がりに大きく影響する大切なポイントです。
主な干し方を2つご紹介しますので、あなたのお部屋の環境やカーテンのタイプに合う方法を探してみてくださいね。
カーテンレールに吊るして干す
カーテンを干すうえでいちばん手軽に取り組めるのが、元のカーテンレールに吊るする方です。
洗濯機から取り出したらすぐにカーテンフックを取り付け、そのままもとのカーテンレールに吊るして自然乾燥させるだけです。
厚手の遮光カーテンなど重量のあるタイプは、水分を含むとカーテンレールに大きな負担がかかってしまうことも。
心配な場合は、先にM字干し(※)にして水が滴らないくらいまで乾かしてから、カーテンレールに戻すと安心ですよ。
※M字干し:竿を2本使い、横から見たときにアルファベットの「M」の字になるようにカーテンを掛けて干す方法。
生地と生地の間に風の通り道ができるため、乾燥時間をぐんと短縮できます。
屋外で陰干しする

天気が良くて風通しのいい日であれば、屋外の物干し竿を利用して一気に乾かすのもひとつの選択肢です。
外の心地よい風がやさしく生地をなびかせてくれるので、室内よりも早く水分を飛ばすことができます。
でも、デリケートなカーテンの生地は紫外線に弱いため、直射日光はNG。
色褪せや劣化を防ぐために、干す場所は必ず「日陰」を選びましょう。
物干し竿を使うときは、先ほどドレープカーテンの重さ対策としても触れた「M字干し」が基本です。
カーテンレールに吊るして干すメリット
カーテンレールを利用した干し方には、家事の負担を減らすだけでなく、カーテンの美しさを引き出すうれしい効果がたくさんあります。
水分の重みでシワが自然に伸びる

カーテンレールに吊るして干すいちばんのメリットは、水分を含んだ生地の「ずっしりとした重み」によって、自然にシワが伸びることです。
洗濯機から出したばかりのカーテンにはシワが寄っていますが、そのまま吊るしておくと、重力がアイロンの代わりに。
洗ったばかりのワイシャツを濡れたままハンガーに掛けておくとシワが伸びる、あの感覚と同じ原理です。
大きな布地にわざわざアイロンをかけるという、果てしない手間を省くことができますよ。
本来のヒダ(プリーツ)を保てる

カーテンが持つ美しいウェーブ(ヒダ)を崩さずに乾かせることも、カーテンレール干しの魅力です。
カーテンにとって、窓辺に吊るしている姿がいちばん自然なカタチ。
本来の定位置のまま乾かすことで、型崩れを防ぐことができます。
物干し竿にふたつ折りで干したり、どこかに平置きしたりすると、変なところに折り目がついてしまうことがありますが、カーテンレール干しならプリーツをそのままキープできます。
干すスペースに悩まなくていい

大きなカーテンを干すために、ベランダやお部屋の専用スペースを空ける必要はありません。
「ベランダが狭くて大きなものを広げられない」「ほかの洗濯物を干す場所がなくなっちゃう……」というのは、よくあるお悩みですよね。
いつも使っているリビングや寝室のカーテンレールをそのまま活用すれば、限られたお部屋のスペースを圧迫することなくスマートに干せます。
お洗濯のたびに「どこに干そう?」と頭を悩ませなくて済むのは、心のゆとりにもつながりますね。
カーテンの仕上がりをさらに良くする「干すときのひと手間」
カーテンを干すとき、ただ吊るすだけでなく、ちょっとした工夫を加えるだけで乾燥後のシワを最大限に防ぐことができます。
購入したてのときのような、美しい窓辺に仕上げるためのひと手間をご紹介します。
手で軽く引っ張り、叩いてシワを伸ばす
カーテンレールや物干し竿に吊るした直後の、まだ生地が水分をたっぷり含んでいるタイミングがチャンス。
カーテンの縫い目に沿って、上下左右にやさしく引っ張ってみましょう。
これだけで、大きなシワがスッと伸びていくのがわかるはず。
さらに、生地を両手で挟むように手のひらでポンポンと軽く叩くと、繊維が整い、洗濯中についた細かいシワもきれいに取れやすくなります。
ただし、カーテンレールに負担がかからないよう、あくまでやさしく行うのがコツ。
カーテンのヒダ(プリーツ)を整える

ドレープカーテン(厚地カーテン)の美しいウェーブを保つためには、乾く前にプリーツの形を手で整えてあげるのが効果的です。
吊るした状態で、ヒダの波に合わせて生地をやさしくつまみ、均等な間隔になるよう形を整えます。
さらに、以下のひと手間を加えると、よりきれいなウェーブを記憶させることができますよ。
- ゆるくヒモで結ぶ
ヒダを寄せた状態で、カーテンの中央と下部の2箇所をやさしくヒモで結んでおく。 - 洗濯バサミで固定する
厚紙などを挟んで跡がつかないようにしたうえで、ヒダが広がらないように洗濯バサミで留めておく。
まるでプリーツスカートのヒダをていねいにそろえるように、やさしく形を整えてあげましょう。
室内干しでも安心!カーテンを美しく仕上げる5つのコツ
カーテンを室内で干すとき、「生乾きの臭いやカビは大丈夫?」「生地が傷んだりしないかな?」と心配になることもありますよね。
ここからは、お気に入りのカーテンを傷めず、かつスピーディーに乾かすためのコツをまとめてご紹介します。
普段のお洗濯とは少し違うカーテンならではの視点を取り入れてみてくださいね。
① 脱水は「30秒〜1分」の短めが正解!

干したあ後のシワを防ぐいちばんのコツは、洗濯機での脱水時間を短く設定することです。
いつもの衣類と同じようにしっかり脱水してしまうと、強い圧力がかかってガンコなシワが刻まれてしまいます。
カーテンの場合は30秒から、長くても1分程度でストップしましょう。
カーテンレールに吊るしたときに、水分の重みで全体のシワがきれいに伸びてくれますよ。
② 乾燥機は使わず「自然乾燥」でやさしく
「早く乾かしたいから乾燥機に……」と思いがちですが、カーテンは熱をかけずにやさしく自然乾燥させるのが基本。
カーテンの多くはデリケートな素材で作られているため、乾燥機の高熱に当たると生地が縮んで丈が短くなってしまったり、遮光などの機能性が失われたりすることがあります。
お部屋の心地よい空気の中で、のんびり乾かしてあげるのが、長持ちするいちばんの秘訣です。
③ ドレープとレースは「別々の日」に洗って干す
水分を含んだカーテンは想像以上にずっしりと重くなるため、レースカーテンと厚地のドレープカーテンは、日を分けてお洗濯するのがおすすめ。
同時に干すとカーテンレールに大きな負担がかかるだけでなく、生地が重なることで風通しが悪くなり、乾くまでに時間がかかってしまいます。
「今日はドレープ、週末はレース」というように分けてあげると、カーテンレールへの負担を減らせるだけでなく、風の通り道ができてお部屋干しでもすっきり乾きますよ。
④ 窓を開ける、または空調家電で「風の通り道」を作る

室内干しを成功させる最大のカギは、ずばり「風」です。
カーテンを干したら、ぜひ次のように空気を循環させてみてください。
- お天気がよい日
カーテンを干している窓を10cmほど開け、さらに対面にあるお部屋の窓や換気扇を回して、お部屋全体に空気の抜け道を作ります。 - 雨の日や花粉の時期
エアコンの「除湿機能」を使いながら、扇風機やサーキュレーターの首振り機能で直接カーテンに風を当てます。
湿った空気が一箇所にとどまるのを防ぐことで、生乾き特有のイヤな臭いもしっかりガードできます。
⑤ アイロンを使うときは「洗濯表示」と「あて布」をチェック

もし自然乾燥のあとに少しシワが気になってアイロンをかけたいときは、まずカーテンの裏側にある「洗濯表示」を確認しましょう。
素材によってはアイロンが使えないもの(×マーク)もあります。
アイロンOKな生地であれば、ハンカチなどの「あて布」を挟んで、適度な温度でやさしく当ててあげてください。
テカリや摩擦による傷みを防ぎながら、お気に入りのドレープをきれいに整えることができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カーテンを洗濯したあとは、いつも通りカーテンレールに戻すだけでシワなくキレイに乾かすことができます。
「大きなカーテンを洗うのって大変そう……」と思っていた方も、少しハードルが下がったのではないでしょうか。
すっきりと洗い上がったお気に入りのカーテンから光と風が差し込むお部屋は、きっと心地よくなるはず。
ぜひお天気の良い週末に、気軽な気持ちで試してみてくださいね。
カーテン選びや洗い方についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひショールームにお気軽に足をお運びくださいませ。
実際の生地に触れながら、あなたの暮らしに合ったカーテンを一緒に探しましょう。