冬はすぐそこ。冬支度、はじめましょう。
秋が来たと思ったら、一気に寒くなりましたね。
気がつけばもう11月。みなさん、冬の備えはできていますか?
クリスマスやお正月などイベントも盛りだくさんで、寒いけれど楽しみの多い冬。
暮らしの中では暖房器具や暖かい寝具を用意したり、色々な面での衣替えの季節でもあります。
お部屋で過ごす時間も増える時期なので、インテリアも冬仕様にしておうち時間を充実させたいですね。
今回はそんな暮らしの冬支度をまとめてみました。
冬本番直前!本格的な寒さの前にしておきたい冬支度
①洋服の衣替え
重ね着やアウターなど、冬はおしゃれも楽しい季節。
夏にしまっておいたニットやダウンなどを出して、あたたかい素材の装いにチェンジしましょう。
また、冬の装いで気にかけておきたい、4つの「首(首・手首・足首・お腹のくびれ)」を温める準備もご一緒に。特に首・手首・足首は皮膚が薄いので、温めると動脈が温まり、体中に温まった血液がめぐって体がポカポカとしてきますよ。
おしゃれに気を取られて、風邪を引かないように気を付けてくださいね。
②暖房器具の準備
本格的な寒さを迎える前に、試運転をして、温風が出るか、異音や異臭がしないかを確認しましょう。
いざ使用するときのために、早めに点検しておくと安心ですよ。
●エアコン
●ファンヒーター
●こたつ
③温かい寝具の準備
冬の暖かいお布団は、寝る時を想像しただけで気持ちいいですね。
朝晩はグッと気温も下がるので、夜中寒くて目が覚めると睡眠の質が落ちてしまうことも。羽毛布団は保温性・吸湿性・放湿性に優れているので冬にはおすすめですよ。良質な羽毛ほど熱を逃がさないようにしてくれるので、現在使用しているものだと寒いという方は良質な羽毛布団に変えるのもよいかもしれませんね。
掛け布団だけでなく敷布団にもカバーも敷くことで、床からくる冷えを断熱してくれたり、保温効果があるものもあるのでおすすめです。
▼寝室の空間づくりに迷っている方はこちら
『寝室に最適なカーテンとは?安眠と上質な睡眠を叶える空間づくり』
④加湿器で乾燥対策
冬場は空気中の水分が少なく乾燥し、さらに暖房やエアコンを使用することで乾燥しやすくなります。
最近では携帯加湿器やペットボトルを利用する手軽なタイプなども販売されています。アロマオイルディフューザーを兼ねた加湿器もあるので、就寝時やリラックスタイムなどにおすすめですよ。
プラスでやっておきたい!窓周りや床の冷え対策
①結露対策
「結露」とは、暖かく湿った空気が急に冷やされ、空気中の水蒸気が水滴になる現象のこと。
窓に結露が発生するのは、冷たい外気が窓の表面温度を下げ、室内で発生した水蒸気が冷たい窓に触れるために起こります。室内の湿度が高く、窓の温度が低いと結露しやすくなり、カビやダニの繁殖、住宅資材や床材を腐らせる、なんてことも起こりかねません。
また、窓の結露によってカーテンにもカビが繁殖してしまうことも。
②床からの冷え対策
床の冷えは冬の大敵です。足元が寒いと健康にも影響を及ぼしてくる可能性があります。
マンションや戸建ての床材は、一般的に合板(複合)フローリングと呼ばれるものです。何枚もの木の板をぴったりくっつけて、1枚のフローリング板を作るため、中に空気が含まれません。
空気が含まれていないということは、熱伝導率が悪いということ。なので、合板フローリングは、暖かい空気を足裏に伝えてくれず、足元の冷えに繋がるのです。
●ラグやカーペットを敷く
●コルクマットを敷く
●床暖房
●床を張り替える
③窓からの冷え対策
窓に使用するガラスの性能にもよりますが、せっかく温めたお部屋の暖気は約58%が窓から流出していきます。つまり寒さ対策として「窓の断熱」は、とても重要なのです。
●保温効果の高いカーテンに掛け替える
保温効果のあるカーテンは暖気が窓から逃げないように保温してくれます。
遮熱と保温どちらも兼ね備え、オールシーズン快適な温度を保ってくれるレースカーテンもあります。
▶デザイン性と機能性を兼ね備えた「Eco de Happiness」シリーズがおすすめ。
●ドレープカーテンに「裏地」をつける
保温機能の付いていないドレープカーテンには、「裏地」を付けることで遮光性と保温性をもたらすこともオーダーカーテンでは可能。
二重構造になるため保温性がUPし、暖房・冷房の効率も改善され省エネ効果もUP!是非ジアスショールームにてご相談ください。
●保温性を高めるカーテンのサイズ
ストーブなどの暖房機器を使用する場合は、窓下で窓に背を向けた状態で設置すると、窓下にたまった冷気が暖房機器によって温められ、温かい空気をお部屋全体に循環させてくれますよ。
上記で紹介した窓の寒さ対策と併せて行うと、より効率的に部屋を温めることができるので、できることからぜひお試しください。
お部屋の装いも冬仕様にチェンジ
寒さへの備えができたら、お部屋のインテリアも冬仕様にチェンジ。
おうち時間も増える冬だからこそ、お部屋づくりにも力を入れて気分を上げたいですよね。
ここからはカーテンを中心に、冬らしい小物とのコーディネートをご紹介。
冬のイメージカラーといえば、皆さんはどんな色を思い浮かべますか?
雪やクリスマスから連想されるホワイトやこっくりとしたレッド、ゴールドやシルバーなどきらめきのあるカラーも冬らしいですね。
また、全体的なトーンとしては落ち着きのあるダークトーンなど重厚感のある雰囲気もおすすめ。
お部屋ではダークトーンをベースにレッドで差し色を入れたり、ゴールドやシルバーの光沢感をアクセントとしてクッションなどの小物で取り入れるのも良いでしょう。
お部屋の雰囲気をガラッと変えたいときにおすすめなのが、カーテン。
空間で大きな面積を占める事が多いカーテンを冬仕様にして、
周辺のアイテムにも冬らしいエッセンスをプラスしてみませんか?
●冬の空気を纏ったモダンシック
▶カーテン:JD6022
▶Piet Hein / SUPER
▶house doctor / Pearl キャンドルスタンド アンティークメタリック
▶house doctor / Pion パスタプレート グレーホワイト
▶house doctor / Pion サービングディッシュ グレーホワイト
落ち着いたコーディネートがお好みの方は、深みのあるダークブラウンとホワイトでモダンシックな雰囲気はいかがでしょうか?
深みがありながらも優しいブラウンと曲線的なカーテンのデザインが、冷たすぎない大人のシックさを演出。さらに照明や小物でポイント的に赤を取り入れ、冬らしいカラーイメージに。
キャンドルスタンドのメタリックなきらめきの、キリッとした空気感もスパイスとなりそうです。
●シンプルさの中にこだわりが光る、ほんのりエレガント
▶カーテン:JD6036
▶LE KLINT / SINUS LINE サイナスライン ペンダント172M
▶house doctor / Cylo キャンドルスタンド アンティークブラス
▶house doctor / Pion ランチプレート ブラックブラウン
▶house doctor / Pion パスタプレート ブラックブラウン
程よいエレガントさのある、アイボリーのカーテン。キリムデザインのような柄が立体的に施され、それがアクセントとなり白地ながらも存在感があるファブリックです。
ペンダントライトはカーテンの雰囲気に合わせて、少しエレガントな柔らかさのあるフォルムが特長のLE KLINTのサイナスラインをチョイス。
小物にはハンドメイドらしさやブラスなどのアンティークな質感で温かみをプラスして、ナチュラルとエレガントが上手くマッチした、シンプルながらも細部にこだわりが光る空間を演出します。
●上質な冬の朝をイメージした、大人ナチュラル
▶カーテン:JD163
▶LE KLINT / MODEL375 テーブルランプ 375 S
▶house doctor / Lana フラワーベース(スタンド付)クリア
▶飛騨産業 / SEOTO ソファ 3P
のんびり、ゆったりとした上質な冬の朝をイメージした、大人ナチュラルなコーディネート。
ゴールドに近い色味で一見派手かな?とも思われるカーテンですが、多数の糸を用いたムラ感の表情の豊かさは色味に奥行きを感じさせてくれ、程よい品格をもたらしてくれます。
LE KLINTのかわいらしいフォルムのテーブルランプと落ち着いたトーンのソファのやさしい雰囲気に、クリアな花瓶を添えて冬の朝露のような透明感のある空間を演出してみました。
●ぬくもりを感じる、暖色のワントーンコーデ
▶カーテン:JD6291(テーピング部分:JD6303)
▶CUERO / BKF BUTTERFLY CHAIR MARIPOSA BROWN
▶graypants / WICK
▶house doctor / Farida フラワーベース ブラウン
暖色系の色味でまとめているので、様々なトーンの組み合わせでもまとまりのある空間に。
カーテンはダークトーン、チェアはディープトーンと、すこしこってりとした印象の中に、やわらかなトーンの小物をおくことでマイルドな印象にしてくれますよ。
もしお部屋を暗めのトーンでまとめ過ぎた場合は、同系色の柔らかい色味の小物をプラスするのもおすすめです。
冬支度、冬仕様のコーディネートで冬を楽しみましょう
冬に向けて、年末に向けて、どんどん慌ただしくなる方も多いのではないでしょうか?
いきなり寒くなり、ウイルスも猛威をふるう時期です。体調には気を付けて、早めに備えて、余裕があればお部屋のコーディネートを変えて気分も上げて、準備万端で冬を楽しみましょうね。