ホテルライクなお部屋を叶える!カーテンの選び方をご紹介
ふと訪れたホテルの客室で、ドアを開けた瞬間に広がるあの洗練された空気感。
「わぁ、ステキだな。自分の家もこんなふうに、日常を忘れられる特別な場所にできたらいいのに……」と、あこがれたことはありませんか?
おうち時間を最高のリラックスタイムにするために、インテリアを「ホテルライク」に模様替えしたい!という方も多いはず。
でも、いざ自分でやろうとすると、「どこをどう変えればあの高級感が出るの?」「敷居が高そうで、インテリア初心者の自分には難しそう……」と、一歩踏み出せずに悩んでしまいますよね。
実は、お部屋の印象をホテルのように変えるカギは、壁の大きな面積を占める「カーテン」にあります。
今回は、お部屋の「ホテルライク」を叶えるカーテンの選び方をご紹介します。
色や素材選びの基本はもちろん、空間をワンランクアップするコーディネート術まで、取り入れやすいヒントをたっぷり詰め込みました。
この記事でわかること
- ホテルライクなお部屋を叶える「カーテン選びの4つのポイント」
- お部屋を広く見せる「上品な窓辺のコーディネート術」
- インテリアの完成度をさらに格上げする「周辺小物の合わせ方」
そもそも「「ホテルライクな空間を叶えるカーテン」」とは?
ホテルライクな空間を叶えるカーテンとは、ひと言でいうと「うっとりするような美しさと、毎日を快適にする機能性をあわせ持つカーテン」のこと。
お部屋の中で大きな面積を占めるカーテンを意識して選ぶだけで、見慣れたいつものお部屋が一気にホテル空間へと生まれ変わります。
一般的に、ホテルの客室にあるカーテンは、派手な柄や強い色で主張することはほとんどありません。
その代わり、光の当たり方でやさしく表情を変える繊細な織り目や美しいドレープ(ヒダ)が、空間全体を品よく包み込んでくれています。
日々の忙しさをふっと忘れさせてくれるような、特別な心のゆとりを届けてくれます。
見た目だけじゃない!暮らしを支える「高い機能性」
ホテルライクなお部屋にふさわしいカーテンは、生地がギュッと高密度に織り込まれていたり、専用の裏地が縫い付けられていたりします.
そのため、見た目の美しさや高級感はもちろん、実用性もバツグン。
高級ホテルの客室がいつも心地よい温度と静けさに包まれている大きな理由のひとつは、こうした上質なカーテンが、窓辺で優秀な「お部屋のフィルター」として働いてくれているからでもあるのです。
「おしゃれなデザインを選ぶと、機能性は我慢しなきゃいけないのかな……」なんて心配は一切いりません。
見た目の美しさも、毎日の快適さも、どちらも欲張りに満たしてくれるのが、ホテルライクな空間を支えるカーテンの大きな魅力です。
ホテルライクな空間へ導くカーテン選び「4つのポイント」
あこがれの「ホテルライク」なお部屋を叶えるためには、カーテンの「色」「素材」「機能」「仕立て(ヒダ)」という4つのポイントを押さえるのが近道。
「難しそう……」と感じてしまうかもしれませんが、 ひとつずつお好みのものを選んでいけば、バランスのいい窓辺が自然と完成します。
心安らぐ「落ち着いた色」を選ぶ

洗練された空間を目指すなら、まずは彩度を抑えたニュートラルカラーをベースに選ぶのが鉄則。
たとえば、アッシュグレーやグレージュ、サンドベージュといったやわらかな色合いは、日本の住まいに多い白い壁紙や木目の家具ともケンカせず、お部屋に自然な奥行きをもたらしてくれます。
赤や青などのアクセントカラーを取り入れたい場合は、くすんだ色味の「ダスティカラー」を選ぶと、シックで落ち着いた雰囲力を上手にキープできます。
光沢や厚みのある「リッチな素材」を選ぶ

実は、色以上に見た目の高級感に影響するのが、生地のクオリティです。
薄手の生地だと、どれだけ色がステキでも、どこか寂しくもの足りない印象に。
ホテルライクな空間を叶えるなら、触ったときにしっかりとした厚みを感じられる素材を選ましょう。
糸を織り込んで立体的な模様を浮き上がらせた「ジャカード織り」や、なめらかな起毛が美しくクラシカルな重厚感がある「ベルベット」、そしてツヤが魅力的な「シャンタン」などが特におすすめです。
これらの上質な素材は、夜に間接照明の光を浴びると美しい陰影を作り出し、昼間とはガラリと違う、ドラマチックで色気のある空間を演出してくれます。
暮らしに寄り添う「遮光性や裏地」をプラス

見た目の美しさだけでなく、日々の快適さを高める機能選びも欠かせません。
特に寝室や西日が差し込むリビングには、外の光をしっかり遮る「遮光1級」のカーテンがあると心強い味方になります。
朝までぐっすり眠りたい方や、おうちで映画を楽しみたい方には必須の機能です。
さらにワンランク上の快適さを求めるなら、「裏地付き仕様」がおすすめ。
カーテンの裏側に専用の生地をもう1枚縫い付けることで、遮光性がさらにアップするのはもちろん、生地の間に空気の層ができるため、夏や冬の「断熱・保温効果」がぐっと高まります。
見た目のドレープにも上品な重みが増し、ラグジュアリー感と快適な室温を同時に手に入れることができます。
贅沢なボリュームの「3つ山2倍ヒダ」で仕立てる

カーテンの「ヒダ(プリーツ)」も、ホテルライクに仕上げる重要なポイントです。
一般的な既製品によくある「2つ山1.5倍ヒダ」はすっきり見えますが、ホテルのような空気感を出すには少しボリュームがもの足りないことも。
そこでおすすめなのが、窓の幅に対して2倍の長さの生地をたっぷり使う「3つ山2倍ヒダ」のオーダー仕様です。
生地をたっぷりと使うことで、波打つような深く美しいドレープが生まれ、カーテンを閉めているときはもちろん、タッセルで束ねたときにも美しい佇まいを見せてくれます。
あこがれをカタチにする!3つのコーディネート術
カーテンの取り付け方や組み合わせのテクニックに少しだけ工夫を凝らしてみましょう。
プロも実践しているちょっとしたアイデアを取り入れるだけで、お部屋の完成度がぐんと高まります。
お部屋を広く見せる「天井付け」

カーテンレールは、窓のサイズに合わせて窓枠のすぐ上に取り付けることが一般的です。
ホテルライクを目指す場合、このカーテンレールの位置をあえて天井付けにするだけで、お部屋に入った瞬間の印象が大きく変わります。
縦のラインが強調され、天井が本来よりも高く、お部屋全体が広々と感じられる視覚効果が生まれます。
海外の高級ホテルやタワーマンションでもよく使われる定番の手法で、たとえ小さな窓であっても、ダイナミックで開放的な空間を演出することができます。
ゆとりを生む「裾を床に垂らすスタイル」

日本の住まいでは、カーテンの裾は床から1〜2センチほど浮かせて、ホコリがつかないように仕上げるのが一般的です。
一方で、ヨーロッパのホテルや邸宅のような雰囲気を演出したいのなら、あえて裾を床に垂らす「パドリング(ブレイク)スタイル」を取り入れてみるのも一法。
これは裾を10〜15センチほど長く仕立てて床にたっぷりとたわませる方法で、生地が床に広がるシルエットは、お部屋全体に優雅なゆとりと、こなれた大人の遊び心を生み出してくれます。
お掃除の工夫が必要になりますが、そんなひと手間さえも愛おしくなるような、圧倒的な美しさを手に入れることができる、上級者向けのテクニックです。
日中も美しい「レースカーテン」を合わせる

厚手のドレープカーテンを開けて過ごす日中のお部屋。
美しく保つためには、一緒に合わせる「レースカーテン」選びも大切なポイント。
ホテルライクな空間を目指すなら、日中のやわらかな光を美しく通してくれる、上質な素材や透け感にこだわったレースカーテンを選びましょう。
窓辺に美しい軽やかさが加わることで、お部屋全体の洗練度がさらに引き立ちます。
また、リビングなどの大きな窓にレースカーテンを仕立てるとき、一般的な生地の幅だと途中で生地を繋ぎ合わせる「縦の縫い目(ジョイント)」が入ってしまうことがあります。
もし「大きな窓でも、流れるようなヒダの美しさをシームレスに見せたい」という場合は、幅の広い生地を横方向に使って仕立てる「ヨコ使い(シームレス)」タイプのレースカーテンを選ぶのもおすすめです。
昼間の光を浴びながら、継ぎ目のない洗練された窓辺の景色をキープしてくれます。
細部までときめく、周辺アイテムのアイデアは?
コーディネートの仕上げに、窓辺のまわりにあるインテリア小物にも少しだけ目を向けてみませんか?
ほんの少し細部にこだわるだけで、お部屋のトータルコーディネートがピタッと決まり、さらにホテルライクな空間へと仕上がります。
窓辺をドレスアップする「装飾タッセル」

カーテンを購入したときに付属している共布タッセルを使うのもシンプルでステキですが、ここを変えるだけで窓辺の表情は華やぎます。
たとえば、存在感を放つロープタッセルや、先端にフリンジがあしらわれたタッセルを合わせてみましょう。
カーテンを開けて束ねている日中の姿が、まるでドレスをまとったかのような佇まいに変わります。
美しい夜を演出する「間接照明」
ホテルのような、うっとりした夜のムードを高めてくれるのが、間接照明の演出です。
夜を迎えたら、カーテンのすぐそばにフロアランプやテーブルランプを置いてみてください。
あたたかみのあるオレンジ色の光(電球色)が、カーテンの美しいヒダを下や横から照らし、ジャカード織りやベルベットの生地が持つ繊細な光沢や立体的な陰影が美しく浮かび上がります。
こうした光と影のコントラストをプラスすることで、昼間の洗練された雰囲気とはまたひと味違う、夜ならではのリラックスタイムを味わうことができますよ。
プロっぽさを演出する「クッションとの色合わせ」

お部屋全体に「まるでプロのスタイリストが手がけたような計算された美しさ」を持たせるには、お部屋のファブリック(布地)の色や素材感をリンクさせる手法が効果的です。
いちばん手軽に挑戦できるのは、ソファやベッドに置くクッションカバーの色を、カーテンと同系色のトーンで揃えること。
これだけでも、お部屋の視覚的なノイズが消え去り、すっきりとした統一感が生まれます。
さらにワンランク上のホテルライクなお部屋を目指すなら、オーダーカーテンならではの贅沢な楽しみ方を取り入れてみましょう。
ジアスなら、カーテンと同じ生地を使って、クッションカバーを一緒に仕立てることができます。
窓辺の主役であるカーテンと、リラックススペースのクッションが同じ生地で繋がることで、お部屋の完成度はぐっと高くなります。

また、「同じ生地も素敵だけど、少しだけ遊び心をプラスしたい」「より手軽にトータルコーディネートを楽しみたい」という方のために、ジアスではオリジナルのファブリックアイテムコレクション『Carpe Diem(カルペ・ディエム)』も展開しています。
ホテルライクなお部屋のアクセントになるような、洗練されたデザインや上質な素材感のクッションカバー、ラグを豊富に取り揃えています。
カーテンとの絶妙な組み合わせを楽しみながら、あなただけの特別なリラックス空間をコーディネートしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お部屋に一歩足を踏み入れた瞬間にホッとするような「非日常のゆとり」を、ぜひ取り入れてみていただけたらと思います。
「自分の部屋に合う色や素材を、実際に目で見て触って確かめたい」
「天井付けやサイズ測りなど、失敗したくないからプロに相談したい」
そんなときは、ぜひ一度ショールームへ足をお運びくださいませ。
コーディネーターが、お客様のライフスタイルやお部屋の雰囲気に合わせて、理想のホテルライク空間をカタチにするお手伝いをいたします。






